知識と日陰の備忘録

遊戯王に関することをそこはかとなく書きます

愛用しているBFについて~テーマ紹介~

こんにちは!YPブログ初心者のアキーシャです!

 

前回の記事で私が何者なのかはざっくり紹介しております。

 

yp-knowledge.hatenablog.com

で、今回は私が遊戯王復帰を決めたきっかけとなったBFと、現在使用しているデッキについて紹介したいと思います。

 

 

BFとは?

長く遊戯王をやっている方や復帰勢の方は何をいまさらって感じでしょうが、簡単に説明しときます。

BF(ブラックフェザー)とは遊戯王OCG第6期に初登場したカテゴリで、一部のカードを除いて闇属性・鳥獣族で統一された、シンクロ召喚をメインに活用して戦います。全盛期には長期間環境に居座ったテーマで、世界大会でも結果を残したこともあります。

 通常召喚に反応してBFをサーチできる「黒い旋風」を活用し、

f:id:yp-knowledge:20191202173842j:plain

 

同名以外が存在すれば特殊召喚できる「BF-疾風のゲイル」やを活用してシンクロ召喚につなげます。
f:id:yp-knowledge:20191202173900j:plain
他にも、同じ条件で特殊召喚できる「黒槍のブラスト」や墓地からBFを特殊召喚できる「極北のブリザード」などを活用し、レベル6~8の強力なシンクロモンスターをバンバン出していくことができたのです。

f:id:yp-knowledge:20191202173948j:plain

f:id:yp-knowledge:20191202173933j:plain

その後、コンスタントに強化をもらっていたBFですが、リンク召喚の登場により、シンクロモンスターを複数体並べることができなくなり、現環境ではほとんど見かけることがなくなってしまいました。
 
また、トークンを生成できる強力効果により、環境から退いた後に禁止カードに指定されるという追い打ちまで受けてしまってます...
f:id:yp-knowledge:20191202174202j:plainf:id:yp-knowledge:20191202174242j:plain
そんなリンク環境の中、新たに強化をもらえたのが2018年6月のことでした。
 

結構すごい強化をもらったBF

新たな強化カードが収録されたのは2018年6月発売の「デュエリストパック~レジェンドデュエリスト編3~」です。みんな大好き海場社長がパッケージイラストを飾っているアレですね。そこで登場した新エースのカードがこちら。
f:id:yp-knowledge:20191202175024j:plain
でました、現行最強クラスの耐性、「このカードは他のカードの効果を受けない」。さらに楔カウンターを置き、置いてあるモンスターのコントロール奪取、挙句の果てにはカウンターのあるモンスターを全除去と強いことしか書いてないカードです。そしてそれをサポートする2枚がこちら。

f:id:yp-knowledge:20191202175037j:plain

f:id:yp-knowledge:20191202175003j:plain

「BF-毒風のシムーン」は手札のBFをコストにデッキから「黒い旋風」を”””置く”””ことのできるカード。待望の旋風サーチです。さらに召喚権を消費せずに自身を召喚して後続をサーチできます。強い。
 
「BF-南風のアウステル」は除外されているBFを特殊召喚する効果と、自身を墓地から除外してカウンターをばらまく効果です。シムーンの効果で除外したBFを持ってくる上に、攻撃力が1300なのでシムーン召喚でサーチすることができるレベル4のチューナーということになります。こいつをシムーン効果では召喚権を消費しないので、当然サーチ後そのまま通常召喚が可能で、かつさらにもう1体のBFをサーチできます。
 
お判りいただけたでしょうか?シムーン+BFでフルアーマード+リンクモンスター+カウンターばら撒きが可能となるのです。弱いわけがないのです。シムーンのデメリット効果で闇属性モンスターしか出せなくなってしまいますが、闇属性リンクモンスターには最強クラスのリンクモンスターがたくさんいますのでそれほど問題ではないですね。特に「ヴァレルソード・ドラゴン」を絡めれば後攻でワンターンキルをすることもできます。実際に後攻ワンキルを成功させている動画を我らがkinta channelでも公開しております。
f:id:yp-knowledge:20191202181722j:plain
このような強化を得て、環境クラスではありませんが十分に戦えるようになったBFですが、まだまだ弱点というか課題というかは残っています。

BFの弱点・課題

➀召喚無効がぶっ刺さる

これは過去環境で暴れまわっていた頃からずっと変わっていません。「黒い旋風」でのサーチを封じられるので非常に厳しいです。完全体制のフルアーマードも召喚を無効にされてしまってはどうしようもありません。特に現在ではかつてリミットレギュレーションで枚数制限を受けていたいわゆる「神シリーズ」がフルで帰ってきてしまっているため、罠カードを多用するデッキには何もできずに敗北することもしばしばです...

f:id:yp-knowledge:20191202182611j:plain

f:id:yp-knowledge:20191202182619j:plain

f:id:yp-knowledge:20191202182622j:plain


②息切れが激しい

とにかくカードの消費枚数が多いです。一度盤面を崩されてももう一回くらいなら立て直せますがその後、となるとかなり厳しい。長期戦には向かないテーマだと思います。手札誘発に十分にケアしながら、速攻を決めるor制圧することを目標としたデッキ構築が求められます。BF単体では制圧盤面を敷くことができないため、他のテーマを出張させるのがよいと思います。特に相性がよいのは「幻影騎士団」でしょう。

f:id:yp-knowledge:20191202183400j:plain

f:id:yp-knowledge:20191202183713j:plain

私も以前幻影と混ぜていましたが、現在は別の構築を使っております。(これについては後日記事にしようと思ってます。)

また、シムーンの属性縛りの中でも出すことができる相性の良い制圧カードはやはり「ヴァレルロード・S・ドラゴン」でしょう。

f:id:yp-knowledge:20191202184841j:plain

こういった強力なカードに確実つなげて、ゲームペースを自分のものにしていき、早い

段階での決着をつけられるような構築が大切です。

 

③サイドによるメタカード

マッチ戦で特に気を付けたいのがぶっ刺さりまくるメタカードがあるという問題点。しかもそれらが「BF対策」ではなく、現行の環境デッキ対策で採用されているものと同様であるという点です。BFは環境デッキではないのでわざわざ対策をしているプレイヤーはほとんどいないと思いますが、それでも、2戦目以降は環境デッキに対するメタカードで簡単に蓋をされてしまうことがあります。私が使われてとんでもないことになった記憶が多いのはこの2枚。

f:id:yp-knowledge:20191202190251j:plain

f:id:yp-knowledge:20191202190315j:plain

前者は「黒い旋風」のストップ、後者はいわずもがな、って感じです。旋風がなくても展開できるルートはもちろんありますが、ワンキルは基本的に不可能です。「センサー万別」は無理ですね。発動されたらバック除去のカードを引けるよう右手に祈るばかりです...

幸い、後手で使えるものすごい除去カードが登場したのでサイドデッキにしこんでメタのメタを貼っていきたいところです。

f:id:yp-knowledge:20191202191259j:plain

あとは、BF専用のリンクモンスターをもらえていないってことくらいですね。LVP3での登場を期待していたのですが許されませんでした...

 

と、思いきや、とんでもないコンボが登場してしまいとりあえず採用してみた、というのを別記事にて紹介するつもりです。

 

明確な弱点はありますが、一撃で勝負を決めることのできる瞬発力と展開力を備えているテーマなので使っていてとても楽しいです!興味を持った方は是非BFを手に取ってほしいなと思います。

 

というわけで今回はこの辺で!思った以上に長くなってしまいました。最後まで読んでいただきありがとうございました!