知識と日陰の備忘録

遊戯王に関することをそこはかとなく書きます

脱初心者遊戯王プレイヤーのススメ

こんにちは!私生活でやらなければいけない書き物よりもブログの方が筆が走るアキーシャです!書きたいものを書けば良いのだと自分に言い聞かせてます!

 

さて、今回は復帰勢YPとして1年半ほどやってきた私が、いわゆる「初心者YP」をどう脱出したか、と言うのを経験からお話ししたいと思います。私は間違いなくベテランプレイヤーではありません。が、初心者と呼ぶほど拙くは無くなったと自覚しています。ですので、「脱初心者」はできているのだと思ってます。「どうやったら脱初心者なのか」は人によって考え方が様々あると思うので、あくまでも、「私はこういうことをしてたら初心者じゃなくなってたから脱初心者を考えてる人は試してみてね」程度で考えていただければ幸いです。

 

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初心者じゃないって、何で決まるのか?

 

最も重要なのは、「スムーズにプレイができるかどうか」という点にあると思います。ここで言う「スムーズ」とは「長考しない」という意味ではなく、「最低限自分のデッキについてのルールを把握しており、効果処理や適用のミスがない」ということです。要は無駄な時間をかけない、ということですね。遊戯王に限らず、初めはわからないことがたくさんあるのは当たり前のことです。ですからまずは、自分が使うものや、したいことくらいはしっかり理解しておく必要があります。そうすれば自分のターンのプレイは「スムーズ」になりますし、相手にされると嫌な妨害がなんなのかがわかるようになってきます。それが積み重なればプレイングやデッキ構築の上達につながっていくことでしょう。そこまで考えられるようになっていれば、とっくに初心者は卒業しているはずです。

相手が使うカードの効果なんて、ぶっちゃけ知らなくてもどうとでもなります。ただ一言、「すみません、テキスト確認よろしいですか?」って言えばいいだけの話です。あるいはデュエル前に、「初心者なので、効果を簡単に説明してください」ってお願いするのもアリだと思います。遊戯王は処理の前にチェーン確認が必要なゲームですから、無言で勝手に進めていく方がおかしいはずなんです。カードゲームってのはコミュニケーションの上で成り立つゲームですからね、そこはしっかりと「お願い」をしてみましょう。そもそも公式が全てのルールを把握してないんですから一般プレイヤー、ましては始めたばかりの人がわからないのは当然のことです。わからないことはしっかり質問しましょう。

「お願い」を聞き入れてもらうためにも、最低限自分のことはわかって、自分のカード効果くらいは説明できた方がいいですよね。だから、脱初心者には「スムーズにプレイできる」ことが必須条件なのでは、と私は考えます。

 

スムーズにプレイするために必要なことは?

 

これもシンプルです。「デュエルをする」、これだけです。これは初心者に限った話ではなく、上級者の方も確実にやっています。自分がメインで使っているデッキでより勝率を上げるためだけでなく、新しく組んだデッキがどういう動きをするのが良いかを考えるときには、実際にデッキを回しているはずです。これしか上達の方法はありません。とはいえ、常に気軽にデュエルができる相手がいるとは限らないもの。私自身もそうですが、基本は休日以外に動画撮影メンバーと会うことはありません。練習は1人でしておくしかないのです。では、どんな練習をすれば良いのか、私自身がやっていることが少しでも参考になればいいなってことで紹介します。

① 壁とやる

何も恥ずかしいことではありません。練習なんですから。野球の素振りみたいなもんです。誰にも遠慮せず、邪魔もされず黙々と練習できます。とにかくデッキの回転に触れる回数を増やして、体感的に自分のデッキを理解していくことができます。

②動画やブログを見る

自分一人でやっているだけだと思いつかない動きや採用カードについて知ることができることもあります。また、動画やブログではカード効果や展開についてわかりやすく説明されている場合が多いので、その内容を理解すれば、実際に対人戦で質問を受けたときに自分が答えられるようにもなるはずです。ぜひ参考にしてみましょう。

③イベント参加

ある程度自分のデッキのことがわかり始めたら、イベントに参加してみましょう。一人で行くのは勇気がいるかもしれませんが、カードゲームは相手がいてこそ成立するゲームです。より楽しむためにも人が集まる場所に行くのはいいことだと思います。イベントと一口に言ってもオススメはフリー対戦イベントです。勝敗が関係のないデュエルをするイベントであれば、フランクに話しながらデュエルができます。近くで気軽に参加できるイベントがない場合は、カードショップでフリー対戦をお願いしてみてもいいかもしれません。ちなみにアキーシャはチキンでコミュ障なのでフリー対戦を自分からお願いしたことはありませんのでこれについてはあまり大層なことは言えません笑 フリーのお誘いをいただいたら、極力お受けするようにはしています。

ランキングデュエルは最初は敷居が高いので初めてのうちは避けた方がいいかもです。時間制限があるので、どうしても気持ちが焦ることがあると思いますし、相手に質問するのがためらわれる場面があるかもしれません。最初はフリーでなれて、ある程度知識がついてきたらそういったガチで勝ちをもぎ取りに行くようなイベントに参加してみてください。それはそれで違った感じがしてとても面白いですし、勉強になります。特に効果処理やチェーンの確認の仕方、宣言の仕方なんかが身についてきます。

 

 上達に必要な心構え

 

少し前の記事でも少し触れてますが、冗談抜きで私は「デュエル道」というものがあると考えています。遊戯王は対戦ゲームですから、勝ちを求める思考はあってしかるべきです。ただ、忘れてはならないのは、「遊戯王は相手がいてこそゲームになる」ということです。一緒に戦ってくれる相手がいなければ、無限に壁とやり続けるつまらないゲームになってしまいます。自分が楽しいのはもちろんのこと、相手にも気持ちよくプレイして欲しいですよね。ですから、相手がいることにありがたみを感じ、尊重しながら迷惑をかけないようにデュエルすることが大切なのではないかと思います。迷惑をかけないというのは先ほど述べた「スムーズにプレイする」ということもそうでしょうし、ちゃんとチェーン確認をするとか、宣言を明確に発声するとかそういうことです。気持ちよくプレイしてもらうためには、挨拶をちゃんとするとか相手のカードを大切に扱うとか、そういう常識的な部分を注意すれば良いので、実はそんなに難しくないと思います。風呂に入ってこないとかそういうのは論外です。

負けても楽しめとまでは言いません。負けたら面白くないのは当たり前です、勝ちを求めるゲームですから。でも、負けても「いいデュエルだったな」と思いたいですし、相手にも思ってもらいたいわけです。少なくとも、私はそう思っています。

考え方や何を大事にするかは人それぞれで構わないと思いますが、「相手のおかげでゲームができている」という心がなければ、見かけ上は初心者を脱しても、いつまでも上達できないじゃないかな、と思います。その点で言えば私もまだまだ未熟者です。これからももっと精進していきます!

 

はい、というわけで今回はこの辺で終わります!重ね重ねになりますが、あくまで主観と経験談です。私が言いたいのはとにかく、脱初心者のためには個人での練習と相手を尊重する心が大事なんじゃないかってことです。ルールを守って、相手を大切にして、楽しくデュエル!

 

 

2020年1月適用リミットレギュレーションについて〜予想と妄想と希望〜

こんにちは!例のアレが近づいてきているためソワソワしだしているアキーシャです!

 

例のアレって何かって?そりゃあもちろんタイトルにもなっているアレですよ。

 

2019年もいよいよ残すところあと1ヶ月を切り、新たな年を迎えようとしています。新たな年とともにやってくるのが、そう、新たなリミットレギュレーションです。今回は、個人的にリミットレギュレーションを予想してみたという記事でございます。

 

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禁止カード

禁止予想は2枚です。

 

◆トポロジック・ガンブラー・ドラゴン

 

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めっちゃ手札削ってくるドラゴンですね。素材の縛りがゆるい事と未界域をはじめとしてリンク素材を簡単に確保できるようになっている現環境では比較的容易に着地してしまう事が合間って、先攻1ターン目に出されて後攻開始時に手札4枚削られてスタート!なんてこともしばしば。

禁止カード予想にした理由は以下の2点。

遊戯王は手札の増減に対する効果が重要視されるという傾向にあるように感じています。ドローソースには厳しいデメリットや発動条件が付くことがあり、手軽に使えるハンデスカードは軒並み禁止カード行きです。(いわゆるハンデス三種の神器)先述のように、自分にとってアドバンテージとなる展開をしながらハンデスを容易にこなしてしまうこのカードは禁止カードに指定されるのではないかと考えています。

TCGのリミットレギュレーションとの対応です。ガンブラーTCGでは早い段階から禁止カードに指定されています。TCGをメインにプレイをしているわけではないので、詳しいことはわかりませんが、「増殖するG」も禁止カードに指定されることを併せて考えると、やはり手札に関する効果をシビアに捉えているのではないかと推測します。国内OCGでも、これに倣っていよいよ規制をかけるのではないかと思います。

 

◆守護竜エルピィ

 

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そもそもなんでお前は前回許されたんだ?デッキ手札から効果無効なしに出せる効果が弱いわけがありません。むしろ強すぎる。先に挙げたガンブラーを使用したハンデスルートを作り出すことのできるドラゴンリンクデッキで主に活用されています。ドラゴンリンクが環境最前線で暴れまわっているというわけではありませんが、デッキ構築の幅を広げるという意味でも、「ドラゴンデッキ=守護竜」という状況は改善すべきだと考えます。

制限カード

◆転成炎獣の円陣

 

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環境最前線にいる「サラマングレイト」のサーチカードです。1枚から動くことのできるテーマであり、そのキーである「転生炎獣ガゼル」は既に規制済みですが、それをサーチできるカードが豊富にあるために安定性が落ちなかったという背景があるように感じます。なぜかレディ・デバッカーは緩和されてますしね。

デバッカーの緩和を考えると、まだサイバーステーマは使って欲しいというのがあるのではないでしょうか。次回のブースターパックでもサイバース族テーマの切り札が収録されていますし。同じ理由で「サイバネット・マイニング」も許される可能性が高いです。そのような中でサラマングレイトのみ弱体化をするためには、このカードを規制するのが手っ取り早いように感じます。

 

◆雷獣龍-サンダー・ドラゴン

 

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こちらも環境テーマから。単純にパワカですよね。特に②なんかほぼデメリットなしのデッキから特殊召喚ですからね。雷鳥龍も強くて制限行きになりましたが、こいつも十分強いです。弱体化目的ならば規制が必要でしょう。

 

◆オルフェゴール・ガラテア

 

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オルフェゴールデッキの展開の要所であり、潤滑油です。オルフェゴールも環境最前線のテーマです。私もオルフェゴール対策を考えるために自分でも組んでみたのですが、最も良いルートを通るにはガラテアが2枚欲しいですし、ガラテアの召喚を止められるのが一番しんどいです。

しかし、1枚あれば最低限の展開ができるというのもまた事実。明確な弱点を作りつつ、かつ最低限の展開を保証するということにもなるので制限は妥当なんじゃないかと思います。

 

◆オルターガイスト・メリュシーク

 

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はい。強すぎです。なんですかこの強いことしか書いてないカードは。リクルートも容易ですし。制限にしてください、お願いします。

 

◆エクリプス・ワイバーン

 

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あくまでもエルピィが制限になったならばという前提です。デッキリクルの手段が減り、カードの効果、特にサーチの効く「竜の渓谷」で墓地送りにするにしても、「嵐征竜-テンペスト」と送り先が被るので、それはそれで面白くなるんじゃないかと思います。

準制限カード

正直よくわかりません笑 ほぼ、妄想と希望でしかないですが、一応予想みたいなものを立ててみました。

 

◆増殖するG

 

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過去に規制経験のあるカードです。環境上位を規制し、かつ現在環境外のデッキが活躍できるようにするためにここでうららと同様の規制をしておくのが良いかと思います。

 

◆スクラップ・リサイクラ

 

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展開要員として出張しまくって悪役になってる被害者ですね。オルフェゴールのみならず、他のデッキにも出張しているのがみられます。単純に強いカードなので、規制は必要でしょうが、今後発売される商品にマシンナーズストラクRがあるとのことなので、あまり強い規制はしてこず、準制限くらいに落ち着くのではないかと思います。

制限解除

E・HERO シャドー・ミスト

 

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もういいでしょ、帰ってきても。HERO緩和の流れは来てますし、完全復帰しそうです。

 

◆ヒーローアライブ

 

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シャドミと同じ理由です。FWDが生きている頃は何かとワンキル用の出張パーツ等に入ってましたが、その脅威も無くなったので許されそうです。

 

緩和組は他にもありそうですが、私が考察できるのはこの程度です。

とある2枚について

話題には出ていますがかからないと予想した2枚について述べておきます。

 

◆水晶機巧-ハリファイバー

 

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幾度となく話題になったこいつ。しかし許され続けて2019シーズン終えることになりました。ここまでくると、もはやこれ以上の規制はないというメッセージなのではないかと思います。(希望的観測)また、TCGでもハリファイバー実装が確定したようなので、このタイミングで規制するというのは少々不自然かなと思います。(希望的観測)実際、ハリファイバーがあることを前提としたようなカードも存在するので、これを禁止にするメリットの方が売り上げ的に少ないような気がします。(希望的観測)

 

◆聖騎士の追想ゾル

 

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使いようによってはハリファイバーよりやばそうなこいつですが、Vジャンプ新規で登場する、「焔聖騎士-リナルド」の販促を踏まえると、ここで規制するメリットはないと判断しました。とは言え、禁止にならずとも何かしらのリミットはありえるかもしれません。また、今後の環境次第では禁止カードになるかもですね。

まとめ

いかがだったでしょうか?あくまで個人的見解ですし、私個人の希望が入っている部分もありますが、1月改訂はそれほどキツい規制は来ず、よっぽどパワーの高いもの以外は、環境上位のデッキパワーを調整するくらいのもので済むのではないかと思います。1月パックでは新規手札誘発も期待されますし、その効果なんかで何かしらの調整をしてくるかもしれませんね。そもそも、現環境がいろんなデッキが活躍できる良環境になっていますし、あまりいじくりすぎて中堅の一部のみが台頭して一強になる、なんてことは是非ともしないでいただきたいところ...KONAMI様、頼みますぜ...まぁ、カードのナーフがイベントのようになっている某本格スマホカードバトルアプリなんかよりも毎回いい調整をしてくれているKONAMI様ですので、大荒れはしないと思います。(希望的観測)

それでは今回はこの辺で!最後まで読んでいただきありがとうございました!

Tetsu Champion Ship Light 2019に参加してきました!

こんにちは!急に寒くなって布団とこたつから離れるのが嫌になってきているアキーシャです。本家パチュリー様ほどではないですが、アキーシャも割と病弱ですぐ体調崩してぶっ倒れるのでこの季節は天敵です...皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

さて、前回前々回と私が愛用しているBFとそこで活用できそうなコンボの紹介をしてきました。

 

前回↓

 

yp-knowledge.hatenablog.com

 

前々回↓

 

yp-knowledge.hatenablog.com

 

今回はそんなBFをイベントで使ってみたというお話です。

参加したイベントは「Tetsu Champion Ship Light 2019」です。

 

 

Tetsu Champion Ship Light 2019について

詳しくはイベント主催者様が作成されたページをご覧ください↓

www.izazin.com

 

簡単に説明しますと、公式ルールに則ったマッチ戦によるスイス+トーナメント形式の大会です。予選のスイス5回戦の上位8名が本戦のトーナメントに参加できるというシステムでした。当日は68名が参加したとのことです。

このイベントは2019年11月30日(土)から2日間に渡って行われた「北九州ポップカルチャーフェスティバル」の中のカードゲームブースのイベントの1つということで、会場にはたくさんの人が集まっていて、外には出店屋台も出ているという大変な盛況ぶりでした。お祭りごとにはあまり参加しない性分だったので、試合のない時間には適当に歩き回って周りをキョロキョロしてました笑

 

北九州ポップカルチャーフェスティバルについてはこちら↓

www.ktqpopfes.jp

 

で、肝心の大会の方には、kinta cannelで一緒に活動しているkintaさん(@k_themachinegun)とサバンナクソザコオオナメクジこと、もてくんも誘って3人で参加しました。前日は夜からアキーシャ宅に集まって、DD大輔くん(@DDDaiceK)にも来てもらって、調整やら処理確認やらをしておりました。

kintaさんは芝刈り未界域SPYRAL、もてくんは雪花彼岸を持っていざ小倉へ。私はもちろん、相棒のBFです。提出したデッキレシピはこんな感じ。

 

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前回記事で紹介した無限コンボを搭載しつつ、ワンキル・制圧を使い分けられるように意識しました。大事故が起こらなければ何かしらの展開ができます。

 

当日は、割と余裕を持って会場に着いたのにブースへの入り口がわからず遅刻寸前で受付に滑り込むというハプニングがありつつもなんとか無事に3人とも参加できることに。せっかく小倉まで出てきたのにデュエルできませんじゃ笑えないですからね、よかったよかった。

 

予選5回戦の結果と振り返り

・1回戦:オルフェゴール 後攻スタート 0-2-0(×-×)

オルフェゴール、止まんないっすね、マジで笑 お相手が対戦終了後に「手札が良すぎました笑」って言うくらいには凄まじい手札でした笑

1戦目、相手のハリファイバー着地時効果にチェーンして増G発動。しかしお相手すかさず墓穴の指名者...そのあと展開されまくってなすすべなく敗北。

2戦目、先攻をとるも手札が渋い...ニビルあったので何もせずエンド。返しでまたハリファイバーが立ったのでこちらも再び増G。これで展開札を引き込むぜと思いきや...

 

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うーんしゃーなし。お相手、先に小さめにダイレクトしてから再展開。展開しきったところでニビル発動。相手の場にリンクモンスターしかいなかったので守備力ゼロのトークンが生成される。相手の墓地にスケルツォンが未使用で残っていたのでまだ展開される危険性があるも、こちらの手札にはDDクロウ。さすがに止まるだろと思いきや...

 

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はい、完敗です。この後ヴァレソを立てられます。返しでゲイルを駆使しながらこちらもヴァレソを立てるも及ばず。潔く負けました。無念。しかし、読み合いと相手の急所を見極めてカードを打ち合うという点がいかにも現代遊戯王って感じで、すごくいいデュエルだったと個人的には思っています。

 

・2回戦:不戦勝

お相手が当日キャンセルだったようです。せっかくなので会場内をぶらぶら。ガルパン痛車化物語の原画でテンション爆上がりでした。次の試合はこのテンションで乗り切ろうと決意。

ちなみに、当日のマッチングは随時スマホで確認するのですが、2戦目発表時にスマホをどっかにおき忘れたことに気がつく。今までスマホを2回、クレカを1回落とし、腕時計を5年で3個無くしてるアキーシャさんは特に焦らず「あぁ、またか」と思っておりました。長年治らないですね、この癖は。落し物として受付に届いていたようで、無事に見つかりました。ご迷惑おかけいたしました。

 

・3回戦:未界域暗黒界 後攻スタート 2-1-0(○-×-○)

出ました。絶対いるだろうと思って覚悟していた未界域暗黒界。ババ抜きの神様に祈ります。

1戦目は神の力で要所要所で未界域を引き当て、サーチに対してうららを打てたことで十分に展開させずにターンが回ってくる。こちらはシムーンを引けていたのでワンキルまでは届かずもフルアーマードウィングを召喚し、そのまま数ターンで押し切ります。

2戦目はお相手先攻でがっつり展開されました。ちょっと粘ってみましたが挽回できそうになかったので途中でサレンダー。(大会ルールでサレンダーが認められていました)

3戦目に先攻を取ると、王神鳥+結界像の盤面構築に成功。完封で勝ちでした。

3回戦は全体を通して理想的なゲーム運びができました。調整の甲斐があってよかったです。

 

・4回戦:竜星セフィラ 後攻スタート 0-2-0(×-×)

じゃんけん弱すぎ...と思いつつ1戦目。増Gのおかげで展開は止まりますが九支をセットされて返しでこちらも動けず。そのまま展開を食らって負けです。

2戦目。手札は先攻制圧が可能なものでしたが、指名者を引けず。うらら来ないで!と思いつつハリファイバー展開を試みますがあえなくうらら。まぁですよね。しかし一応ケアをして先にBFを3体並べていたので王神鳥+結界像は完成。サイドから刺した魔封じの芳香もセットして完璧です。お相手のスタンバイ終了宣言に合わせて魔封じを発動!さすがにもらっただろと思っていたのですが...

 

お相手「メイン終了、バトルフェイズ、そのままバトルフェイズ終了、終了時」

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アイヤー!(絶叫)ここでしばし長考。手札にはうららがあるので展開を止めれる、エンド時に巨神鳥をリクルートできれば立て直せると判断したので王神鳥を残してメイン2へ。展開に対してうららを打つも、

 

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またお前か!許さないかんな!完敗です笑

反省点としてはまぁ、結界像じゃなくて巨神鳥だったなぁってとこですね。魔封じありますし。他のデッキなら迷うところですが、ペンデュラムデッキなら迷わず巨神鳥で良かったと思います。勉強になりました!お相手に「いや〜魔封じ焦りました笑」って言っていただいたので、サイドチェンジの仕方なんかは間違ってなかったんだと思います。悔しいけどいいデュエルでした。

 

・5回戦:占術姫 先攻スタート 2-0-0(○-○)

1戦目。念願の先攻!がしかし、手札が事故る。シムーンしかBFが引けず指名者が2枚だぶり。指名者セットでエンド。お相手がガゼルスピニーを使って展開を仕掛けてきたのでスピニーを指名者でブロック。展開ストップを試みるもタロットレイが着地してしまう...お互い牽制しながらじわじわ進んでいき、ついにフルアーマードが着地!そのまま押し切って勝利。

2戦目。後攻ワンキルを狙ったサイドチェンジ。初手に旋風シムーンアウステルを引き込み勝ちを確信しますが、「禁止令」で旋風が止められてしまい、ワンキル不可に。その後何もできず耐えていると、バック除去カードを引き込んで展開。お相手がクローラーを採用していたので、打点3000を超えることを意識し、最終盤面は王神鳥+ユニオンキャリアーの3400とサベージで効果無効を2回付与してそのまま勝利。

全体を通して、丁寧にプレイングができたなと思います。特に2戦目は負けを覚悟していたのでまくれて良かったです。バック除去を引き込んだのは完全に運ですが、その後の展開力はまさにBFの強みだと思います。

 

予選5回戦で不戦勝含めて3勝2敗。本戦出場は叶いませんでしたが、勉強になるデュエルが多かったです。対戦していただいた皆さん、本当にありがとうございました!

 

サブイベント参加

希望者のみ参加のサブトーナメントがあるということで参加。デッキは同じくBFを使用しました。(というかそれしか持ってきていなかった)

サブトーナメントはシングル一発勝負。参加者は8名で優勝商品はファイアウォールドラゴンのカードケース。普通にほしいので頑張ります。

 

・1回戦:ガジェットメタビ 後攻

シングル戦でメタビはBFにぶっ刺さりです。だいぶ頑張ってお互いにリソースの削り合いが続きますが、先に息切れしてしまったのがこちらでした。素直に敗北です。

 

うーん、今日のイベントはこれで終わりか〜と思って出店周って帰ろうかなんて考えていた時のこと

 

運営さん「サブトーナメントは何度でもご参加いただけます!」

 

なんと太っ腹。参加せざるを得ませんね。しかもカードケースの景品は残り1つ。なんとしてもここで勝ちたいところ。というわけで今度こそと参加です。

 

・1回戦:メタビ 後攻

予選トーナメントで当たった方と再戦。こちらがデッキを1つしか持ってないことを伝えると、「別のデッキ使います!」とのこと。いろんなデッキとできるのは嬉しいのですが、普通に嫌な予感しかしねぇ...

お相手1ターン目、「ボーダー召喚!2伏せエンド!」

 

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アイヤー!(2度目)嫌な予感は的中しました。実際、シングル戦でメタビは強いですよね。

だがしかし、今回は手札が良かったのです。返しで羽根帚発動からの無限泡影でボーダーを無力化し、シムーン展開でフルアーマードを召喚します。そのままフルアーマード効果でボーダーのコントロールを奪って相手の返しに備え、そのままひたすら殴って勝ち。メタビや削り真竜にはフルアーマードが刺さります。

 

・2回戦:SR&WW  先攻

久々の先攻。しかし、指名者は引けず。ハリファイバーに対してうららを打たれはしましたが、展開順序でケアをしていたので大丈夫。マスカレーナアストラムのルートに切り替え、これが無事着地。場に旋風を残したまま、「BF-上弦のピナーカ」の効果でゼピュロスをサーチしておきます。

 

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お相手のターン。ベイゴマを引かれており、うららを打つもまたまた指名者を食らってクリスタルウィングが立ちます。これでアストラムと相打ちで除去され盤面リセット。しかし、これはむしろチャンス。次の自分ターン中にうららは飛んでこないということです。しかも場には旋風手札にはゼピュロス。トップでクリスを引けたので、前回記事で紹介した無限無効コンボが確定しています。ハリファイバーがないので「RR-ワイズストリクス」と「RR-フォースストリクス」を使用したルートで無限無効盤面を完成させ、そのまま勝利。個人的にはこれがこの日のベストバウトでした。

 

・3回戦(決勝戦):坊主デッキ 後攻

ついに最終戦。デッキ名はお相手が言っていたものをそのままお借りしています。魔法使い族、特に「〜術師」のカードを使って相手の行動を縛っていくデッキです。しかし、手札が事故っていたようで、渋い表情で「怨霊の湿地帯」を発動し、伏せ1枚でエンド。エクストラデッキ0枚と宣言を受けていたので、こちらも対メタビの動きをしたいところ。

 

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ここで本日大活躍の羽根帚が手札にあり、場を更地にしてからフルアーマードが着地。そのまま殴り続けて勝ち。

優勝できました!いただいた景品は早速使わせていただいております。FWDはこのままリミットレギュレーションの守護竜になるのではなく、エラッタして帰ってきてほしいですね、主人公カードですし。

全体を振り返って

これほど大人数が参加するイベントに出たのは初めてだったので、色々と心配で緊張もしていましたが、楽しくかつ快適にデュエルができました!楽しかっただけではなく、今後につながるような勉強もできたので個人的には大満足の内容でした。

昨今、TCG界隈のマナーが問題に取り上げられていますが、気になるようなことはなく、「礼に始まり礼に終わる」という言葉通りのデュエルが行われていたように感じました。帰る前に主催者様&運営の方々に挨拶して少しお話しをしましたが、とても人柄が良い方ですごいなぁという感想しか出てきませんでした。これぞまさに「デュエル道」ですね!

 

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デュエルの内容に関していえば、いや、私ジャンケン弱すぎな?ってことと、誘発対策札および誘発ケアのプレイングがいかに重要かっていうのを改めて実感しました。細かいプレミもいくつかあったので、しっかり反省します。これからも精進して、デュエル道を極めていきます!

 

最後になってしまいましたが、素敵な場を設けてくださった主催のTetsu様、大会運営並びにKPF2019運営の皆様、そして何より一緒にデュエルをしてくださった対戦者の皆様、本当にありがとうございました!また何かの機会でお会いできればと心から思います。Tetsu Champion Shipは年末にも開催されるとのことです。残念ながら私は次回、参加できそうにないのですが、少しでも興味を持たれた方は是非、足を運んでみてください!

 

イベントリンクはこちら!↓

www.izazin.com

 

今回もまたまた長くなってしまいました...ここまで読んでくださった皆様にも超感謝です。ありがとうございます!それではまた次の記事で!

 

LVP3はBF強化だった?

こんにちは!ブログ開設したてでやる気に満ち溢れているアキーシャです!早くもネタ切れの恐怖にさいなまれています。

 

 BFってなに?って方はこちらを↓

 

yp-knowledge.hatenablog.com

さて、今回は少し前に発売された現状(2019/12/03)最新パックである「LINK VRAINS PACK 3」で登場したカードが実はBF強化だったのではないかという妄想と実際のコンボを紹介していきます。

 

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20のテーマにリンクモンスターが新規に登場し、カテゴリの強化をするためのパックです。新規リンクモンスターはすべてスーパーレア以上であり、1パックに1枚かならずそれらのうちのどれかが入っているので、開封していてとても楽しいパックです。また、再録の内容も(一部のテーマを除いて)割と充実しており、パーツ集めのためにも役立つものでした。

復帰勢YPであるアキーシャとしては、やはり過去テーマを使っていると楽しいです。BFを使い続けているのも、最大の理由は愛着です(笑)ほかにも愛着のあるテーマはインフェルニティです。前回の「LINK VRAINS PACK 2」では、スクラップと極神の強化をもらえたので半狂乱になって喜んだ覚えがあります。今回もBFやインフェルニティ、はたまたそれと同時期に活躍してたテーマの強化が来てほしいと願っていたところで、発表されたテーマがこちら

 

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えっ...(困惑)

ものの見事に使用しているデッキの強化がない...あっ、HEROは使ってるや、いやまてHEROって前回も強化もらってたよな、いや今回のも雑に強いなって違う違うそうじゃない

 

夢であったBFとインフェルニティの同時強化は泡のように消えていきました...

 

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と、YouTubeの生配信をみていた時に気が付きました。

 

「あと1枠あるじゃないか...!」

まだ希望はある、どちらか一つくらいはもらえるはずだ!

 

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あ~今回はスルーか~とか思っていたのですが、少し前に判明していたコイツのせいでスルー出来ないという現実にぶち当たる...

 

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まぁ引きますよね、そうですよね。他にも強いカードあるし、買いましょう。

ってなわけで2box購入。結果は...

 

「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ

「ユニオン・キャリア―」

「武神姫ーアハシマ」

「神聖魔皇后セレーネ(シークレット)」

 

勝ち申した、勝ち申しましたよ私は

 

アナコンダも嬉しいのですが、同じレベルで悪さしそうな「ユニオン・キャリア―」も嬉しかったです。

 

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早速サンダードラゴンに組み込んで...と思いましたが、同パックに収録されていたカードがBF強化につながり、さらに「ユニオン・キャリアー」と同時に採用することでとんでもないことができるということが公式裁定により判明したのです。

BF強化枠カード? 「王神鳥シムルグ」

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シムルグテーマのリンクモンスターとして登場した「王神鳥シムルグ」ですが、効果をよく見てみると➀及び③は単純に鳥獣族汎用強化となっています。➀は自身とリンク先の鳥獣が対象にとられなくなる効果、③はエンド時にお互いの場の魔法罠ゾーンの空き枚数以下のレベルを持つ鳥獣をデッキ・手札からリクルートする効果です。

鳥獣リクルートということはBFモンスターはすべてリクルートが可能ですし、対象にとられない効果も一部を除いて恩恵を受けられます。リンクマーカーの向きも優秀なのでシンクロモンスターも活用しやすくなっています。

リクルート先として真っ先に話題になったのは、「烈風の結界像」ではないでしょうか?相手の特殊召喚を一方的に封じることができ、対象にとられないので「無限泡影」も避けることができます。

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これはBFであれば手札2枚から出すことができるルートがあって容易に採用できることが判明。

しかし、これを超えるヤバいコンボが「霧の谷無限無効」です。

王神鳥を活用した無限無効コンボ

使用するのは

「王神鳥シムルグ」

「ユニオン・キャリア―」

「霞の谷の巨神鳥」

「霞の谷の雷鳥

の4枚です。

何らかの手段で場に王神鳥とユニオン・キャリアーを揃えます。

 

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その後、王神鳥を対象にしてキャリアーの➀効果を発動し、雷鳥を装備。エンド時に王神鳥の③効果で巨神鳥をリクルートします。

 

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これで、巨神鳥の効果で雷鳥を手札に戻して相手の効果を無効にし破壊→その処理後に手札に戻った雷鳥特殊召喚→相手の効果が発動したら再び雷鳥を手札に戻して効果無効→雷鳥特殊召喚をエンドレスに繰り返すというコンボです。同一チェーンで2回効果を打たれると弱いのですが、それ以外の場面ではかなり強いコンボです。

これがBFのパーツを使えば手札2枚から完成させることができます。

BF活用!手札2枚からの無限無効盤面手順

使用手札:「BF-精鋭のゼピュロス」、「黒い旋風」

 

①:「黒い旋風」を発動し「BF-精鋭のゼピュロス」を通常召喚

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②:旋風の効果でデッキから「疾風のゲイル」をサーチし、自身の効果で特殊召喚

 

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③:ゼピュロスとゲイルで「水晶機巧-ハリファイバー」をリンク召喚。ハリファイバー効果で「BF-大旆のヴァーユ」をリクルート

 

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④:ヴァーユを素材に「リンクリボー」をリンク召喚

 

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⑤:墓地のゼピュロスの➀効果を発動して特殊召喚。対象は旋風。

➅:ゼピュロスとハリファイバーで「王神鳥シムルグ」をリンク召喚

 

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⑦:墓地のヴァーユ効果発動。自身とゼピュロスを除外してエクストラデッキから「A BF-五月雨のソハヤ」を特殊召喚

 

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⑧:ソハヤとリンクリボー(同じ属性)で「ユニオン・キャリア―」をリンク召喚。

 

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⑨:キャリアー効果発動、対象は王神鳥。「霞の谷の雷鳥」を装備

 

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⑩:エンドフェイズに移行、王神鳥の③効果で「霞の谷の巨神鳥」を特殊召喚

 

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<最終盤面>

「王神鳥シムルグ」+「ユニオン・キャリアー」+「霞の谷の巨神鳥」+「霞の谷の雷鳥

 

こんな感じです。「黒い旋風」を持ってくることのできる「BF-毒風のシムーン」の効果を発動したターンでは、召喚制限のためこのルートを使うことはできませんが、あちらはあちらでマスカレーナアストラムやらフルアーマードウィングやらサベージやらにつなぐことができるのでそちらのルートとこの無限妨害ルートを場面に応じて使い分けていくことができるというのがBFの新たな強みと言えるのではないでしょうか?

 

また、主にサンダードラゴンでの活用が注目されている「破壊剣-ドラゴンバスターブレード」も闇属性主体であるBFに組み込みやすいですね。

 

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いやはや、「ユニオン・キャリアー」、末恐ろしいですね...今後も何か悪さしそうなのでまだ持っていないという方は確保しておく方が良いかもしれませんね。

 

王神鳥を使ったコンボには鳥獣族が必須であり、サーチ手段や自己特殊召喚が容易にできるBFは相性が良いと思います。属性も統一されてますしね!リンクモンスターこそなかったものの、「LINK VRAINS PACK 3」はBF強化パックだったってわけですな!この機会に是非みなさんもBFを手に取ってみてはいかがでしょう?

 

今回も長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!ではでは〜

 

 

 

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愛用しているBFについて~テーマ紹介~

こんにちは!YPブログ初心者のアキーシャです!

 

前回の記事で私が何者なのかはざっくり紹介しております。

 

yp-knowledge.hatenablog.com

で、今回は私が遊戯王復帰を決めたきっかけとなったBFと、現在使用しているデッキについて紹介したいと思います。

 

 

BFとは?

長く遊戯王をやっている方や復帰勢の方は何をいまさらって感じでしょうが、簡単に説明しときます。

BF(ブラックフェザー)とは遊戯王OCG第6期に初登場したカテゴリで、一部のカードを除いて闇属性・鳥獣族で統一された、シンクロ召喚をメインに活用して戦います。全盛期には長期間環境に居座ったテーマで、世界大会でも結果を残したこともあります。

 通常召喚に反応してBFをサーチできる「黒い旋風」を活用し、

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同名以外が存在すれば特殊召喚できる「BF-疾風のゲイル」やを活用してシンクロ召喚につなげます。
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他にも、同じ条件で特殊召喚できる「黒槍のブラスト」や墓地からBFを特殊召喚できる「極北のブリザード」などを活用し、レベル6~8の強力なシンクロモンスターをバンバン出していくことができたのです。

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その後、コンスタントに強化をもらっていたBFですが、リンク召喚の登場により、シンクロモンスターを複数体並べることができなくなり、現環境ではほとんど見かけることがなくなってしまいました。
 
また、トークンを生成できる強力効果により、環境から退いた後に禁止カードに指定されるという追い打ちまで受けてしまってます...
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そんなリンク環境の中、新たに強化をもらえたのが2018年6月のことでした。
 

結構すごい強化をもらったBF

新たな強化カードが収録されたのは2018年6月発売の「デュエリストパック~レジェンドデュエリスト編3~」です。みんな大好き海場社長がパッケージイラストを飾っているアレですね。そこで登場した新エースのカードがこちら。
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でました、現行最強クラスの耐性、「このカードは他のカードの効果を受けない」。さらに楔カウンターを置き、置いてあるモンスターのコントロール奪取、挙句の果てにはカウンターのあるモンスターを全除去と強いことしか書いてないカードです。そしてそれをサポートする2枚がこちら。

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「BF-毒風のシムーン」は手札のBFをコストにデッキから「黒い旋風」を”””置く”””ことのできるカード。待望の旋風サーチです。さらに召喚権を消費せずに自身を召喚して後続をサーチできます。強い。
 
「BF-南風のアウステル」は除外されているBFを特殊召喚する効果と、自身を墓地から除外してカウンターをばらまく効果です。シムーンの効果で除外したBFを持ってくる上に、攻撃力が1300なのでシムーン召喚でサーチすることができるレベル4のチューナーということになります。こいつをシムーン効果では召喚権を消費しないので、当然サーチ後そのまま通常召喚が可能で、かつさらにもう1体のBFをサーチできます。
 
お判りいただけたでしょうか?シムーン+BFでフルアーマード+リンクモンスター+カウンターばら撒きが可能となるのです。弱いわけがないのです。シムーンのデメリット効果で闇属性モンスターしか出せなくなってしまいますが、闇属性リンクモンスターには最強クラスのリンクモンスターがたくさんいますのでそれほど問題ではないですね。特に「ヴァレルソード・ドラゴン」を絡めれば後攻でワンターンキルをすることもできます。実際に後攻ワンキルを成功させている動画を我らがkinta channelでも公開しております。
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このような強化を得て、環境クラスではありませんが十分に戦えるようになったBFですが、まだまだ弱点というか課題というかは残っています。

BFの弱点・課題

➀召喚無効がぶっ刺さる

これは過去環境で暴れまわっていた頃からずっと変わっていません。「黒い旋風」でのサーチを封じられるので非常に厳しいです。完全体制のフルアーマードも召喚を無効にされてしまってはどうしようもありません。特に現在ではかつてリミットレギュレーションで枚数制限を受けていたいわゆる「神シリーズ」がフルで帰ってきてしまっているため、罠カードを多用するデッキには何もできずに敗北することもしばしばです...

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②息切れが激しい

とにかくカードの消費枚数が多いです。一度盤面を崩されてももう一回くらいなら立て直せますがその後、となるとかなり厳しい。長期戦には向かないテーマだと思います。手札誘発に十分にケアしながら、速攻を決めるor制圧することを目標としたデッキ構築が求められます。BF単体では制圧盤面を敷くことができないため、他のテーマを出張させるのがよいと思います。特に相性がよいのは「幻影騎士団」でしょう。

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私も以前幻影と混ぜていましたが、現在は別の構築を使っております。(これについては後日記事にしようと思ってます。)

また、シムーンの属性縛りの中でも出すことができる相性の良い制圧カードはやはり「ヴァレルロード・S・ドラゴン」でしょう。

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こういった強力なカードに確実つなげて、ゲームペースを自分のものにしていき、早い

段階での決着をつけられるような構築が大切です。

 

③サイドによるメタカード

マッチ戦で特に気を付けたいのがぶっ刺さりまくるメタカードがあるという問題点。しかもそれらが「BF対策」ではなく、現行の環境デッキ対策で採用されているものと同様であるという点です。BFは環境デッキではないのでわざわざ対策をしているプレイヤーはほとんどいないと思いますが、それでも、2戦目以降は環境デッキに対するメタカードで簡単に蓋をされてしまうことがあります。私が使われてとんでもないことになった記憶が多いのはこの2枚。

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前者は「黒い旋風」のストップ、後者はいわずもがな、って感じです。旋風がなくても展開できるルートはもちろんありますが、ワンキルは基本的に不可能です。「センサー万別」は無理ですね。発動されたらバック除去のカードを引けるよう右手に祈るばかりです...

幸い、後手で使えるものすごい除去カードが登場したのでサイドデッキにしこんでメタのメタを貼っていきたいところです。

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あとは、BF専用のリンクモンスターをもらえていないってことくらいですね。LVP3での登場を期待していたのですが許されませんでした...

 

と、思いきや、とんでもないコンボが登場してしまいとりあえず採用してみた、というのを別記事にて紹介するつもりです。

 

明確な弱点はありますが、一撃で勝負を決めることのできる瞬発力と展開力を備えているテーマなので使っていてとても楽しいです!興味を持った方は是非BFを手に取ってほしいなと思います。

 

というわけで今回はこの辺で!思った以上に長くなってしまいました。最後まで読んでいただきありがとうございました!