パワーこそ正義!デスピア堕天使デッキ紹介!
こんにちは!26歳になりました、アキーシャです!ついに20代後半へ本格的に突入しました。雀士らしく五捨六入方式でも完全に30歳の方が近くなってしまいました。思えばこの1年、いろいろなことが起きました。自分の人生の中でも結構なことが動いた1年だったと思います。人生もはや何度目かわからなくなってきている瀕死も体験しましたし、いい感じでカルマを積んでいってる気がします。26歳の目標は、今年こそ健康に過ごすことです。アラサーのアキーシャも、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、私の誕生日の話なんかはこれくらいにしといて、今回の本題に移りたいと思います。仕事やらその他諸々のやらねばならないことやらで忙しいは忙しいのですが、幸いGWはしっかり休めましたので、うまぴょいのかたわらでデッキを作っておりました。1つ目が前回の記事で紹介しました、<Sin魔王>で、もう1つが今回のテーマであります<デスピア堕天使>です。<デスピア>発表当初から方々で話題になっていたこのデッキですが、私なりに考えて組んでみました。鮮度は良くないかも知れませんが紹介させてくださいってことで、いってみましょう。
GWに構築した<Sin魔王>はこちらの記事でどうぞ!
以前構築したギャン中御用達の堕天使デッキはこちら
<デスピア>と<堕天使>を混ぜる意味について
①種族と融合のシナジー
散々言われていることですが念のため復習ということで。<デスピア>と<堕天使>は、メインデッキのモンスターが「闇属性・天使族」で構成されているという点が大きいです。これの何が強いのかというと、<堕天使>の切り札的モンスターである<黎明の堕天使ルシフェル>の融合素材になりうるという点にあります。あのコストと素材激重で出させる気あるのか?と疑うエースくんですね。
<堕天使ルシフェル>を素材としなくとも、②効果で天使族が効果対象になるのを防ぐことができ、③で互いのメインフェイズに天使を特殊召喚できます。普通に強いです。
<デスピア>は、フィールド魔法<烙印劇場デスピア>を使って融合召喚をしていくテーマとなっています。そしてこの融合は<デスピア>専用のものではありません。これを活用して<黎明の堕天使ルシフェル>を簡単に出すことができるというのが、2テーマを混ぜる大きな意味となっています。
②フィニッシャー候補の出しやすさについて
<デスピア>は融合軸のテーマですが、フィニッシャー候補の1つはこいつらでございます。
以前私もアンデットデッキで活用していた、9000パンチですね。
この9000パンチが決めやすいというのも<デスピア>の特徴です。それを決めやすくするのが<デスピアン・クエリティス>です。
ゆるゆる素材で出すことができ、場のモンスターのステータスを0にできます。こいつ自身がレベル8であるので、もう一体レベル8を用意すれば9000パンチルートを取れます。そして、<デスピア>にはこれを可能にするカードがいます。
<デスピアの大導劇神>です。融合素材になると自己蘇生するレベル8です。地味に妨害効果も持っています。クエリティスと組み合わせてランク8になれる、というわけですね。
しかし、現状の<デスピア>ではこの2体を使う、あるいは同名を2体並べないとランク8Xができません。<デスピアの大導劇神>は<烙印開幕>でリクルートできますが、これを使うとEXから融合モンスターしか特殊召喚できなくなるため、やはり9000パンチはできません。
そこで活用可能なのが<堕天使>モンスターというわけです。堕天使にはお手軽ランク8生成モンスターがいます。<堕天使スペルビア>です。
天使であればなんでも釣れるのがポイント、<デスピアの大導劇神>も釣ってこれます。蘇生効果にターン1はありません。同じく<堕天使>の中にも、レベル8がいます。<堕天使>テーマは墓地に送ることが容易なテーマなのでこちらも活用できます。
このように、例え<デスピアの大導劇神>を引けていなくても、<堕天使>モンスターを使って融合すれば、簡単にワンパンできます。
③各種ドローサポートの共有と召喚権
<堕天使>は上級モンスターが多く、手札事故が天敵となります。そのため、ドローサポートやサーチカードを駆使して墓地を肥やし、特殊召喚で盤面を整えます。この点が<デスピア>と相性が良いです。
まず、<堕天使>で採用可能となるドローサポート候補は<闇の誘惑>と<トレード・イン>です。
この2枚が採用できる理由はこれまでを読んでいただければ明白かと思いますので割愛します。で、<闇の誘惑>については少し説明を追加します。<悲劇のデスピアン>というカードととても相性が良いのです。
効果で墓地に送られるか除外されると<デスピア>をサーチできます。おそらくは融合素材での墓地送りを想定していたのでしょうが、<闇の誘惑>の除外は効果での除外ですので、こちらでも反応します。ちなみに<おろかな埋葬>でも反応するため、墓地利用をする<堕天使>との相性もとても良いわけですね。
じゃあこの<悲劇のデスピアン>で何を持ってくるのか。もちろん先述の<デスピアの大導劇神>でも良いのですが、大事な初動となるこちらも外せません。
<デスピアの導化アルベル>は<烙印劇場デスピア>を持ってくるためのカードであります。そして、特殊召喚主体の<堕天使>であまりがちな召喚権を優先的に割く先でもあります。とにかくこいつを手札に持ってくれば、割と安定して召喚まで行き、サーチ効果を使うことができるのです。手札に持ってくる手段はドローとサーチがありますので、かなり安定して<烙印劇場デスピア>を持ってこれます。
アンチシナジーな部分が1点気になる
以上が<デスピア>と<堕天使>のよく噛み合っている部分でしたが、1点だけ、噛み合っていないなと感じた部分があります。それは<烙印開幕>と<失落の堕天使>です。
<失落の堕天使>は<堕天使>テーマのリンクモンスターで、サーチまたは墓地送りが行える効果、リリースを墓地のモンスター2体で肩代わりできる効果、エンド時に天使の数の500倍ライフを回復できる効果を持っています。どれも<堕天使>にとっては必須級の効果であり、非常に頼もしい味方です。しかし、<烙印開幕>を使用すると、リンクモンスターが特殊召喚できなくなるため、<失落の堕天使>は活用しにくくなります。この1点は、かなり大きなアンチシナジーだと感じました。もちろん、リンクを使わない構築とすることもできますし、逆にリンクを活用する構築もアリということになります。私は今回、この<失落の堕天使>を活用して、デッキ構築をすることにしました。
デッキレシピ紹介
というわけでデッキレシピがこちらです。回す上での基本的な考え方は、「ドローして墓地こやして、融合して、ワンパン」です。先攻であれば、<失落の堕天使>を経由してのアポロウーサやタイタニックギャラクシーを置くことを目指します。特にアポロウーサは天使族なので、<黎明の堕天使ルシフェル>の効果で効果対象になることを防げ、<無限泡影>などを避けることができます。
さらに、相手ターンに<堕天使ルシフェル>を素材にして<黎明の堕天使ルシフェル>を出すことも少し狙っています。これで相手の場のみ吹き飛ばせばまぁ勝てます。召喚無効さえなければ効果はほぼ通りますからね。もしくは<大天使クリスティア>を出して相手をロックしていきましょう。
シナジーの悪い<烙印開幕>ですが、相手ターンに使えば特に問題はありません。すでに<烙印劇場デスピア>に触れている状態でアルベルを通常召喚した際は、<烙印開幕>をサーチして相手ターンに発動し、<デスピアの大導劇神>を出しましょう。これで立派な1妨害です。
先攻をとったら、相手の動きを制限して、<黎明の堕天使ルシフェル>などのシンプルに高い打点でそのまま倒し切ります。後攻の場合はリンク召喚よりもX召喚を優先し、ヌメロンドラゴンの9000パンチを決めてワンショットすることを目標にしましょう。
とにかく1枚1枚のカードパワーが高いので何を引いても何かしらの動きができるという感じのデッキです。<灰流うらら>にめっぽう弱いのが大きな弱点ですね...しかし、それ以外であれば妨害を踏み越えながら打点で押し切れる部分も大きいので、動かし方もわかりやすく、使っていて楽しいデッキになりました。皆さんもぜひ使ってみてください!それでは、また次の記事で〜
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アキーシャ式Sin魔王デッキ紹介
こんにちは!最近遊戯王そっちのけでウマ娘にお熱なアキーシャです。彼女に進められてアプリを始めて、ゴルシ様がツボで育成しており、それ以外の子はおっぱいが大きい子を選んで育成していたのですが、アニメを視聴してトウカイテイオーにガチ恋してしまいました。シンプルに好みですね。ただ、アプリ内でまだトウカイテイオーをサポートでしか引けていないんですね...なんとしてでも入手したいので、とりあえずテイオーステップを練習するとこから始めたいと思います。
で、当ブログは遊戯王について語るのでウマ娘の話はこれくらいにしといて、ちょこちょこやってた遊戯王の新デッキについて紹介してみようと思います。集中して作れば多分もうちょっと早くできたんですけどね...なんとも飽き性なので頭の中でレシピができてしまうとそこで熱が冷めてしまうんですよ。まぁ生まれ持った脳の特性なのでごまかしごまかし付き合っていこうと思います。
そして、予定より長い時間をかけてようやく完成したのが別に環境ではやっているわけでもない"Sin魔王"デッキです。もともと組みたい組みたいと思っていたのをついに組んでみました。ただ、普通に作っても面白くないので、コンセプトを決めて動かすデッキにしてみました。今回のコンセプトは「リンクリと魔王で戦線を維持して隙を見てワンショット」というものです。それでは、デッキの中身の紹介に移っていきます。
1.まずはデッキレシピを晒す
こんな感じにしてみました。それぞれの採用理由について説明していきます。
メインデッキ
<Sin青眼の白龍/Sinスターダスト・ドラゴン>
どちらもレベル8のSinモンスターです。スターダストは魔王デッキのキーカードであるシャドウディストピアを破壊から守ることができます。また、エクストラデッキのカードを除外するだけでポンと出せる2500打点なのでその点でも優秀です。青眼の方は、<Sinパラドクスギア>を墓地から除外することで特殊召喚できます。しかし、出たところで打点以外の仕事はないので、基本的にX素材になるか、手札にいたままS素材になるかのどちらかの役割の方がでかいです。この2体はどちらも<トレード・イン>に対応しています。
<闇黒の魔王 ディアボロス>
進化した魔王様。チラ見効果もハンデス効果に進化しております。3000打点レベル8とステータスも優秀です。そしてかなり緩い条件で特殊召喚ができます。最強カードですね。このデッキはとにかくこいつに触ってフィールド魔法を張ることで動きたいデッキなのでサーチ等では優先的に触るようにしましょう。とはいえ、手札に来過ぎた時、Sinモンスターと違ってS素材にもできず、特殊召喚もターン1なので2枚で十分です。その分ドローやサーチで持ってくるようにしましょう。
<悪王アフリマ>
専用テラフォ内蔵と、ドローorサーチが行える効果を持っています。デッキの潤滑油として活躍します。先にディストピアを発動できていれば相手モンスターをコストで除去した上で1枚ドローできる化け物になります。当然3枚採用です。
<Sin パラレルギア/パラドクスギア>
チューナーのパラレルと、サーチ&リクルートができるパラドクスを各2枚ずつ。パラレルは手札のSinモンスターを素材としてS召喚できるため、レベル10Sモンスターを出せます。ハリファイバーにもなれます。小回りのきく1枚です。
パラドクスは闇属性で、効果の発動にコストとして自身をリリースする必要があります。ですので、ディストピアがなくてもディアボロスの効果が反応し、パラドクスの効果にうらら等を打たれてもガラ空きになるのを防げます。しかも<ワン・フォー・ワン>でリクルート可能です。最強カードですね。山にパラレルが残っていないと効果が打てないので注意が必要です。
<ジェット・シンクロン>
説明不要の最強チューナー。このデッキでは<リンクリボー>になってからハリファイバーになれる動きがコンセプトに噛み合っているので重要な一枚です。
<トレード・イン>
上級Sinとディアボロスをコストにして発動できます。特にディアボロスをコストにできるとそれだけで幸せになれます。デッキを回すエンジンとして採用。
<ドラゴンー目覚めの旋律>
Sin青眼とディアボロスに対応しています。ディアボロスに触る手段を増やすために2枚採用。
<無の煉獄>
緩い条件で1ドローできるカード。過去の産物なのでターン1制限などは存在しません。発動条件とエンド時手札放棄があるのでそういった制限のない<成金ゴブリン>の方が良さげではあります。しかし、実際に回してみると、かなり手札の消費が激しい動きをしますので、デメリットが気にならないという点、アクセス+ディアボロスでのワンショットを成立させるために相手にライフゲインさせたくないという理由から、こちらを採用しました。デッキを回すためのカードなので当然3枚採用。余談ですが、このカードの英語名は"INTO THE VOID"であり、めちゃくちゃかっこいいです。
<閃刀姫セット(エンゲージ×2、ホネビ、イーグルブースター)>
なぜかターン1がない意味不明なカードたちです。特に先の2枚にターン1がないのは今でも納得できませんが、強いので使わせてもらいます。アフリマのリリース要員確保、リンクリの素材、ディストピアを守る手段の確保など、さまざまな形で活躍します。イーグルブースターはハリファイバーの効果を安全に通したり、手札事故を起こしてドラゴキュートス単騎になったときに最強のドラゴキュートスを作り出したりといった活躍があるので、素引きで困らないということでチョイス。他のカードでも構わないと思います。基本的にはエンゲホネビを同時に素引きした時のケア用です。
<闇黒世界ーシャドウ・ディストピアー>
このデッキの要。こいつを場に置くことからデュエルが始まります。テキストに意味不明なことしか書いてなくて全部が強いカードです。こいつをいかに戦線維持させるかが重要になります。とりあえず1ターン守り抜けばワンショットも夢じゃない構築にしていますので、全力で守り抜きましょう。
<スケープ・ゴート>
最強カード。これをうまく使いこなせる人はだいたいデュエルが強いという印象。ちなみに私はど下手くそなので、練習するためにこいつを採用したというのも否めないです。しかし。しっかりとしたシナジーもあります。まず、ディストピア下であればトークンも闇属性になりますので、墓地のリンクリを蘇生する際にリリースできます。それに反応してディアボロスも出てきます。スケゴ1枚でアクセスコードにつながりますので、ディストピアさえ残っていれば、モンスターが一掃されたとしても、このカード+ディアボロスでワンショット打点を叩き出せます。強過ぎるんでそろそろ再び制限カードにぶち込まれても文句はありません。
<超融合>
みんな仲良く闇属性になっているので奴が出てきます。除去にも追撃にも使えます。出てくる奴はレベル8でシナジーもあります。
<テラ・フォーミング/ワン・フォー・ワン>
説明不要ですね。強いです。
<ウィルスカード(魔×1、闇×2、悪×1)>
闇属性をリリースして発動といえばこれですよね。ディストピア発動下であれば相手のモンスターをウイルス発生源にできるのでシンプルにパワカになります。今回のデッキレシピはシングル用の構築ですが、マッチ戦を意識するならサイドに調整用のウイルスを仕込んどくのも全然アリだと思います。闇を2枚にしているのは、2枚立て引きしても魔法罠で宣言を使い分ければ相手のデッキを壊滅させられるからです。
エクストラデッキ
<スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン>
<超融合>から出てきます。それ以外に言うことはないです。
<冥界濁龍ドラゴキュートス>
レベル10シンクロの中でも出す条件がゆるく、殺意の高い1枚。こいつをイーグルブースターで守ってあげるだけで勝てる試合もあります。イラストが絶妙にダサいのが玉に瑕。
<ブラッド・ローズ・ドラゴン>
素材縛りの緩いレベル10その2。墓地メタも強力ですし、ディストピアを守ることもできます。ディストピアを守るためにリリースすれば、ディアボロスが飛んできます。強いです。ただ、墓地除外はお互いなので使い所に注意しないと、このデッキの要であるディアボロスやリンクリが吹き飛んでしまいます。
<スターダスト・ドラゴン>
Sinスタダを出すための1枚。Sin青眼と違って、Sinスタダは場に出るだけで役割があるので、パラドクスギアに頼らずに出せる方法を確保しました。とはいえ、1枚で十分です。
ランク8つくれるなら入れ得の1枚。ただ、ディアボロスを墓地か手札に置いておきたいのが正直なところなので、あまり出る機会はありません。コズサイからディストピアを守れるのは魅力的です。
<聖刻神龍-エネアード>
能動的に素材を剥がすことができ、さらにリリースすることで除去する効果を持っている1枚。噛み合いが抜群です。こいつ自身も効果でリリースできます。ディストピア下で、素材となっているディアボロスを剥がせば、こいつ自身と相手モンスターをリリースして相手の場のカードを2枚割り、処理後に墓地からディアボロスが帰還します。X素材のことを考慮しても、ボード消費1枚で相手のボード3枚に触れると言う破格のアドバンテージを生み出します。主に後手で相手の場を荒らすのに使います。ただし、リリースはコストではないので要注意です。
<アクセスコード・トーカー>
説明不要のフィニッシャー。ディアボロスと合わせて8000点を目指しましょう。
<トロイメア・ユニコーン>
1枚除去しながらアクセスを打点バカにするパワカ。いい加減再録していいですよ、持ってる分1枚残して全部売っぱらったので。
<水晶機巧-ハリファイバー>
アキーシャにしては珍しく、単純なつなぎとして採用しています。それ以外に役割はマジでありません。
<警衛バリケイドベルク>
ディストピアを守る会の会員です。そのためだけに採用されていま。ホネビ1枚から作れるのでお手軽です。
<魔界の警邏課デスポリス>
ディストピアを守る会の会長クラスの最強カード。ディストピア下であればホネビ1枚で効果もちデスポリスを作れます。それの何が強いかというと、コストで相手のモンスターをリリースしながらディストピアを守ることができるのです。なんだこいつは、たまげたなぁ。ちなみに私はデスポリスよりデスガイドの方が好みです。
<セキュリティ・ドラゴン>
アクセスになるまでに相手のモンスターを除去できる可能性のある、遊戯王素材ゆるゆるリンクモンスターズの代表格の1枚。除去もバウンスなので優秀です。
<閃刀姫-カガリ>
ホネビを回収した後踏み台にされる、哀れな宿命を持って採用されたモンスターです。閃刀姫使いの方には本当に申し訳ないと思いながら使ってます、マジで。特定の条件下ではこのカードがいるおかげで成立するコンボもありますので、これは後でご紹介します。
<リンク・スパイダー>
トークンを素材にして出てくる蜘蛛。便利です。
<リンクリボー>
このデッキの過労死枠。墓地とフィールドを反復横跳びする度に相手のモンスターの攻撃を防ぎつつ、ハンデス効果を持つ魔王が復活します。ワンショットできるまでの盤面を維持するために必須となるカードです。墓穴おじさんに指名されたら死にます。
2.デッキの基本的な動かし方
とにかくディストピアを持ってきてください。その次にディアボロスを持ってきてください。そしたらワンキルされないように気をつけながら、ディストピアを守ってください。そして、隙を見てワンショットしてください。以上です。ワンショットしやすくするために、魔王でハンデスしたり、ウイルスでコンボパーツを墓地に叩き落としたりしましょう。相手のモンスターをコストでリリースできるのもとても強いです。
では、いかにしてワンショットをするのか。個人的によく使ったルートを2つ紹介してみます。どちらもディストピア適用が前提です。
①<スケープ・ゴート>1枚+墓地に<闇黒の魔王ディアボロス>からのワンショット
1. 相手エンドフェイズにスケゴ発動。トークンA~Dss
2. ドローして手札1枚を確保
3. トークンAで<リンク・スパイダー>、その下にトークンBで<リンクリボー>をss
4. トークンCと<リンクリボー>で<セキュリティ・ドラゴン>。効果で相手の盤面を1枚バウンス
5. トークンDをリリースして<リンクリボー>ss。処理後に<闇黒の魔王ディアボロス>蘇生。効果で相手モンスターをリリースして1枚除去&1ハンデス
6. <セキュリティ・ドラゴン>と<リンクリボー>で<トロイメア・ユニコーン>をss。ドローしたカードをコストに相手盤面を1枚バウンス
7. <トロイメア・ユニコーン>と<リンク・スパイダー>で<アクセスコード・トーカー>をss。打点を上げて効果で3枚破壊(地・光・闇属性を除外)
8. <闇黒の魔王ディアボロス>と<アクセスコード・トーカー>で合計8300打点
結果:6枚除去+1枚ハンデスからのワンショット成立
確実にオーバーキルです、はい。相手の場にモンスター効果無効持ちがいる場合、1体であれば<セキュリティ・ドラゴン>ではなく魔界の警邏課デスポリス>を作り、コストでリリースすれば、最終的な除去枚数は減りますし、ハンデスができなくなりますが、その後<トロイメア・ユニコーン>の効果を通しながら、安全にワンショットに向かえます。
②場に<闇黒の魔王ディアボロス>+<Sinパラレルギア>+手札2枚からのワンショット
1. <闇黒の魔王ディアボロス>と<Sinパラレルギア>で<水晶機巧-ハリファイバー>。効果で<ジェット・シンクロン>ss
2. <ジェット・シンクロン>1体で<リンクリボー>。そのまま場の2体で<トロイメア・ユニコーン>。効果で手札1枚をコストに1枚バウンス
3. 手札をコストにして<ジェット・シンクロン>蘇生。そのままリリースして<リンクリボー>蘇生。処理後に<闇黒の魔王ディアボロス>蘇生
4. <闇黒の魔王ディアボロス>で相手モンスターをリリースして1枚除去&1ハンデス
5. <リンクリボー>と<トロイメア・ユニコーン>で<アクセスコード・トーカー>。効果で打点アップ後2枚破壊(水・闇属性を除外)
6. <闇黒の魔王ディアボロス>と<アクセスコード・トーカー>で合計8300打点
結果:4枚除去+1ハンデスからのワンショット
これくらいやれば十分でしょう。ハリファイバーの効果を無効にできるモンスターが相手の場にいる場合、先にディアボロスの効果のコストでリリースして除去しておきましょう。
チューナーが供給できれば良いのでパラドクスギア、パラレルギア、ワンフォーワンが該当します。ジェット素引きの場合には成立しないのがちょっと難点です。
次に、アフリマと閃刀出張セットでやりたい展開を紹介します。
先攻展開例
手札:<悪王アフリマ>+<闇黒世界ーシャドウ・ディストピアー>+<閃刀姫-ホーネットビット>
①<闇黒世界ーシャドウ・ディストピアー>発動
②<閃刀姫-ホーネットビット>発動。トークンで<閃刀姫-カガリ>をss
③<閃刀姫-カガリ>効果で<閃刀姫-ホーネットビット>回収。そのまま発動
④<悪王アフリマ>を通常召喚。効果で<閃刀姫ーカガリ>をリリースして<闇黒の魔王ディアボロス>をサーチ。処理後に、<闇黒の魔王ディアボロス>ss
⑤<闇黒の魔王ディアボロス>効果で自身をリリースし、1ハンデス<閃刀姫トークン>1体で<リンクリボー>ss
最終盤面:<悪王アフリマ>+<闇黒世界ーシャドウ・ディストピアー>+<リンクリボー>+1ハンデス+墓地に<闇黒の魔王ディアボロス>(エンド時にトークン2体生成)
これだと相手ターンに<リンクリボー>効果を起動すればそれに反応して<闇黒の魔王ディアボロス>の効果が起動します。トークンもいるので守備力も高めです。このように耐える時は耐えて、動ける時に一気に攻め込むようにしましょう。
採用を見送ったカード紹介
最後に、採用を見送ったカードを理由とともに紹介します。他の構築を試す際の参考にしてみてください。
<悪魔嬢リリス>
フリーチェーンで相手をリリースできて、デッキから罠を持って来れるので強いは強いです。しかし、こいつを採用するにはもう少し罠を増やしたいとこですし、召喚権を使いたいモンスターが増えてしまうので、今回の構築では採用を見送りました。このカードを使う場合には、打点をSinモンスターに頼って、罠で妨害して戦う構築の方が良さそうです。
<Sin Territory>
こいつを採用すればレベル8モンスターを並べやすくなるので、Xモンスターを使った戦略の幅が広がります。しかし今回は閃刀姫ギミックやスケゴなど、リンク召喚を活用し、瞬間打点を求めましたので採用しませんでした。これは好みの問題だと思います。
<スキルドレイン>
リリースはコストのことが多いので、除去ギミックはそのままに、相手の行動を制限できるパワカです。ただ、今回は先述の通りリンクモンスターの効果にも頼って火力と除去をしているので、いまいち噛み合いが悪かったです。サイドデッキに仕込んでおいて、サイドチェンジで戦法ごとガラッと変えると言うのもおしゃれでいいかも知れません。
まとめ
ワンキル大好き芸人私らしく、除去と火力に全振りしたSin魔王デッキの紹介でした。環境デッキとバリバリ渡り合えるわけではありませんが、十分な強さを持っていますので是非組んで遊んでみてください!
DAMAで登場した新規とドレミコードの兼ね合いについて〜考察・雑記〜
とてもお久しぶりです、アキーシャです!多忙で死にかけてましたが元気に遊戯王はしておりました。忙しすぎるのでkinta channelは脱退しました!集まって撮影とかに割ける時間が私にはもうないですね、正直(笑)まだ活動を続けるメンバーは頑張ってくれって感じです。私は以前開設した個人チャンネルでまったり気ままに遊ぼうと思います。ま、そっちも忙しすぎて更新止まってるんですけどね〜
それで、ですよ。そんな個人チャンネルでデッキ紹介をしたのが<ドレミコード>でした。結構展開力があるテーマだったので、ソリティア大好き芸人としてはとてもお気に入りでございました。
2021年4月17日に発売された"DAWN of MAJESTY"でも、<ドレミコード>は新規をもらいました。新規情報が事前に確定していたので、デッキの再構築に取り掛かるのは確定事項だったのですが、このパックにはそれ以外にもペンデュラムデッキをサポートする新規カードが収録されました。
今回の記事ではこれらの新規カードが<ドレミコード>デッキで活用可能であるかどうかについて考察し、個人的な意見を述べてみたいと思います。
まずは新規をおさらい
① グランドレミコード・ミューゼシア
テーマ内リンクモンスターです。「テーマ限定リンク新規は強い」の法則が昨今ありましたが...正直このカードは微妙ですね。①、②効果どちらも、触りたいカードが特殊召喚効果を持つ<レドレミコード・ドリーミア>くらいしかないですからね。活用場面が限定的かなぁという印象。同じ召喚条件ならエレクトラムでよくね...?感が拭いきれません。一応、①効果が<ドレミコード・ハルモニア>を引けてない時の代用にならなくはないので採用はしてみますが、活躍の場は少なさそうです。
②<人攻智能 ME-PSY-YA>
妨害効果モリモリのお化け。そしてスケール0。強すぎます。特殊召喚条件も緩すぎますし、ペンデュラム効果も強烈です。なんなんだよお前は。同じくスケール0で仕事する枠として私は<ペンデュラムーチョ>を採用していましたが、こいつと入れ替えですね。
③ペンデュラム・トレジャー
テキストが短いカードは強いの法則に則り、シンプルに強いことが書いてあります。<灰流うらら>を貫通できる点が素晴らしいですね。書いてあることは強いんですが、手札に持ってくるためにはエレクトラムの効果が必要ですし、P召喚するためにはリンク先の確保が必要となるので「じゃあもうそれエレクトラムでよくね...?」ってなりそうな一枚です。
<ドレミコード>はハルモニアや先述のミューゼシアによるエクストラ回収ができますので、回してみると意外と活躍できる場面が多かったです。また、前回<ドレミコード>を紹介した記事や動画でも触れていますが、<ドレミコード>はP召喚前にエレクトラムを立てられることが多いので、EXデッキに表で加えるという行為がデッキから特殊召喚とほぼ同義になるんですね。これは弱いわけがありません。
採用してみた結果
一人回しの結果ですが、こちらをご覧ください。
ブログ&動画用
— アキーシャ・ノーレッジ@YP (@patchouli_duel) 2021年4月30日
DAMA新規搭載のドレミコード展開です
なんやかんや1ドローが最強 pic.twitter.com/HI0QgzEYOD
メサイヤとトレジャーがとてもいい仕事をしています。私の構築での<ドレミコード>で前提となる考え方については以下の記事と動画で解説してますので、こちらも併せてご覧ください。
まず、もともとP召喚前にエレクトラムが立てやすかったデッキでしたが、メサイヤの登場でさらに容易になりました。ツイートのように、召喚権を使わずに展開することも可能となっています。特殊召喚時にEXデッキに加えられたPモンスターをP召喚で出すことができれば、損失もありません。
そして、個人的に大進化だと感じているのが<ペンデュラム・トレジャー>の登場です。<EMオッドアイズ・シンクロン>へのアクセスがかなり容易になりました。これにより、<水晶機巧-ハリファイバー>や<オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン>の着地がさらに安定します。最終盤面の強さや妨害性能が向上しているので、非常に重要な1枚かと思います。
デッキレシピ紹介
こんな感じで落ち着きました。事故率が減り、どっからでも展開できるようになっています。手数が多くなりやすいので誘発の貫通力もそこそこあります。ニビルは無理ですが...これをたたき台にして今後も調整を繰り返していきます!ご意見等ありましたら是非コメントにてお願いします!では、また次の記事で〜
https://www.youtube.com/channel/UCmaOWlKNRX7sBLe2-8yGuvw
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妨害orワンショット!?ドレミコード組んでみた!
こんにちは!皆さんは「シン・エヴァンゲリオン」もう観ましたか?私は初日の仕事おわり、レイトショーで観にいきました!ネタバレはしたくないですし、内容の感想も述べないようにしますが、とりあえず新劇場版3作品だけでも観た人は観ておいて損はないんじゃないかなと思います。個人的にはとても満足できました!ネットでも、すでに考察が始まっていますが、庵野さんの作品は色々な意見・考えが飛び交っていて、観賞後にそれを見るのも、もはや醍醐味のひとつになっているように感じます。
私は「シン・ゴジラ」もめちゃくちゃ面白いと感じまして、劇場と配信とで合わせて10回は観ましたが、毎度のように違う考えや気づきが出てきて、やっぱりすごいなと思います。ティザーが出ている、「シン・ウルトラマン」も楽しみすぎてヤバいです。元々ウルトラマン大好きなので!ガキンチョの頃はウルトラマンのソフビ人形で遊んで、ウルトラマンのパジャマで寝ていました。昨年末入院した際も、手術後の服装はずっとウルトラマンの甚兵衛でした笑
さて、そんな話題沸騰中のエヴァ公開日の直前、3月6日には、遊戯王最新弾であるデッキビルドパック、<エンシェント・ガーディアンズ>が発売されました。私は、Amazonで予約していた3箱で見事大爆死したので、近くの店舗で3箱追加し、合計6箱開封したのですが、まぁなんともひどい有り様でした笑 <ベアルクティ>の看板シンクロ体のシクが3枚出たうえにウルトラも1枚出てきてしまってどうしようもねぇなこれってなったんですけども、よく見ると<溟界>のパーツがほぼ出揃っていたので、欲しがっていたもてくんに交換を頼んで、なんとか<ドレミコード>パーツを揃えました。可愛い女の子のためならばケチらず大盤振る舞いすることに定評のあるアキーシャさんなので、<溟界>でもてくんが欲しがってたものは全部譲りました!ありがとう、もて!
ってなわけで今日は<ドレミコード>のデッキ紹介です。常に「壁に向かって練習できること」をモットーにデッキを組んでいますので、今回もソリティアからの妨害かワンショットを決める構築になりました。前の記事でデッキを48個持っていることが判明したアキーシャですが(初めて正確な個数を数えた...)、40個くらいはソリティアしてる気がしますね。ま、それもまた遊戯王の楽しみ方ってことで...それでは、紹介にうつっていきましょう!
デッキレシピ紹介
恒例のレシピ紹介コーナー。こんな感じです。
40枚教狂信者の私が45枚構築にしました。必要な札を採用するとどうしてもこうなったので、無理に削る必要はないと判断。必要なカードだけで40枚を超えたので、手札誘発やそれに対するケア札は全切りしました。とにかく展開に全振りした構築です。ざっくりとした採用理由を書いていきます。より詳しい話は、動画にしてyoutubeにアップロード予定ですので、そちらをご覧ください。
・ドレミコードモンスター
サーチカードと展開要員を3枚、スケールが優秀なクーリアと、展開に必要なビューティアを2枚ずつ、その他の3名は1枚ずつの採用です。後述する<シューティング・ライザー・ドラゴン>との兼ね合いから、レベルを散らすために全種採用しました。ちなみに私はファンシアちゃん推しです。太ももとお腹が非常にエッチです。
・その他ペンデュラムモンスター
よく見る出張セットに加え、<オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン>の召喚に必要なパーツと、スケールと効果が優秀な<ペンデュラムーチョ>を採用しました。なんやかんや、やっぱりスケール0は強いです。また、1ターンで決めきれなかった時の返しや、リンク素材を稼ぐため、あるいは<ドレミコード・エレガンス>でEXに加えた<ドレミコード・キューティア>を呼び戻すためといった様々な役割があるため、器用な1枚となっています。
・その他効果モンスター
<宣告者の神巫>は、レベル2以下の天使にアクセスできるため、キューティアをデッキから特殊召喚してサーチを行うことができます。この効果を使うためにはリリースされる必要があるのですが、そのリリースをできるのが、<トリアス・ヒエラルキア>です。お馴染みのコンボですね。初手に引いておくと安心感が半端ないので、神巫は3枚必須、素引きしても特に問題ないヒエラルキアは1枚です。強貪でヒエラルキアが吹き飛んだらちょっとがっくりですが...
デストルドーはオッドアイズシンクロンをリクルートしてボルテックスにつなげたり、相手ターンシンクロで妨害数を増やせるハリファイバーを作るためのカードです。なお、自分自身もレベル7であるために、P召喚できれば、「オッドアイズアブソリュート→オッドアイズボルテックス」のルートを作ることもできます。
・魔法カード
ドレミコード魔法はぶっ壊れカードであるエレガンスと激強フィールド魔法のハルモニアを3枚ずつ採用しています。
エレガンスはスケール準備もドローもできるとかいう普通に意味のわからないカードです。しかも、デッキからスケールを貼るためにEXに加えたカードをそのままP召喚したら実質ノーコストです。初手で握れていると思わずにっこりします。
ハルモニアは、強いは強いのですが、初手にないと展開に困るかというと、それほどでもないです。ですので、<テラ・フォーミング>の採用は見送りました。ただ、それぞれの効果が一度ずつ使えるという時点ですでにインチキ臭いです。特に③効果は後攻での捲りの際に活躍します。
これらの魔法カードには<ソドレミコード・グレーシア>で触ることができるので、状況に応じてサーチ対象を使い分けるようにしましょう。スケールが不足している場合にはエレガンス、エレガンスを握っていたり、自己特殊召喚できる<レドレミコード・ドリーミア>を回収したい場合などにハルモニアをサーチ、くらいの考えで良いと思います。
他の魔法カードは、まず、ダークヴルム、デストルドーを墓地に叩き落とせるカードと、召喚権を使わずにキューティアをリクルートできる<ワン・フォー・ワン>、そして、単純にアドの取れる<強欲で貪欲な壺>です。パワーカード勢揃いですね。
・エクストラデッキ
デッキコンセプト通り、「妨害をしく」ことか「ライフを一気に削る」性能を持つカードを中心に選択しました。採用の理由は、後述する展開する際に意識する点を読んでいただければわかるかと思うので、ここでは割愛します。
展開する際に意識する点
先攻で展開する際に考えることは大きく以下の3点です。
①アポロウーサ or アストラムが立てられるか?
②オッドアイズボルテックスは立てられるか?
③ハリファイバーを作って盤面に残したまま相手にターンを返せるか?
順に説明していきます。
①アポロウーサ or アストラムが立てられるか?
素材指定の緩い、大型リンクモンスターです。ペンデュラムテーマですので、エレクトラムを起点とした動きになることが多く、リンク4自体は簡単に立ちます。エレクトラムを墓地に送って、ハリファイバーでの妨害を意識させるためにも、エレクトラムはリンク素材にしておきたいところ。妨害数を稼ぎたいか、自分の場を守りたいか、その時に作れる盤面を想像して、どちらかを着地点としましょう。
②オッドアイズボルテックスは立てられるか?
このデッキ、非常にボルテックスが立てやすいと個人的に感じています。というのも、出す手段が2通り、無理なく採用できるからです。手段としては以下の2通りです。
⑴レベル7モンスター2体で<オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン>をX召喚し、その後リンク素材にして、アブソリュートの効果を発動
順に説明します。
⑴の場合、レベル7モンスター2体が確実に必要になります。メインデッキに採用されているレベル7モンスターは、
<アストログラフ・マジシャン>
<シドレミコード・ビューティア>
<覇王門零>
<亡龍の旋律ーデストルドー>
です。これらをP召喚によって場に出すことで準備をします。このうち、アストログラフは、エレクトラムの効果で持ってこれるので、非常に準備が簡単です。また、ビューティアも各種ドレミコードサーチで持ってこれますので、手間がかかりません。主にこの2体を使うことを狙っていきます。その後、X召喚したアブソリュートを墓地に送れば、その効果でボルテックスを特殊召喚できるため、リンク素材にすることを狙いましょう。
⑵の場合、ディゾルバーをP召喚できるかどうかでさらに分岐します。
P召喚するためには<ドレミコード・ハルモニア>でドレミコードPのスケールを9にする必要があるため、ディゾルバーとハルモニアの素引きが必須となります。手間はかかりますが、これだとディゾルヴァー自身を「オッドアイズモンスター」としてカウントできるため、融合素材の調達が楽になります。
P召喚せず、スケールに貼った場合は、スケールのディゾルヴァーが融合素材にできないため、オッドアイズモンスターを別に用意する必要があります。ハリファイバーをリンク召喚して、<EM オッドアイズ・シンクロン>をリクルートすると良いでしょう。こちらも、⑴と比べると手間がかかりますが、後述のハリファイバーによる相手ターンシンクロにつながりやすいというメリットもあります。
③ハリファイバーを作って盤面に残したまま相手にターンを返せるか?
ハリファイバー効果で相手ターンシンクロまで繋げ、妨害数を増やせるかどうかです。シンクロ素材を確保できない場合は、①で紹介したアポロウーサかアストラムにつなぎます。
相手ターンシンクロで出す候補がエクストラデッキのSモンスター達です。それぞれの役割は、
墓地利用・効果破壊メタ→ブラッド・ローズ・ドラゴン
盤面破壊→ブラック・ローズ・ドラゴン
妨害数確保→ヴァレルロード・S・ドラゴン、虹光の宣告者
のようになっています。虹光に関しては、<おろかな埋葬>のような墓地送り封じにも使えますね。相手によって適宜使い分けましょう。<ブラック・ローズ・ドラゴン>は自分のPスケールも破壊してしまうため、使い所には注意です。
様々なレベルを出すために、レベルがばらけているドレミコードモンスターを全種採用しています。これにより、ライザーをチューナーとし、相方となる素材のモンスターの自由度が増し、相手からも何をしてくるのか読まれにくくなるというメリットもあります。その都度、最終盤面に残すモンスターを考えながらプレイしましょう。
実際の展開例
このデッキの長所・短所
デッキ紹介では毎度お馴染みとなってきたこのコーナー。それぞれ見ていきましょう。
長所
長所は展開力の高さです。決まった初動からこの盤面ができる、というデッキではありませんが、それは逆に、どのようなパターンからでもある程度展開ができるということでもあります。先攻での制圧もできますし、後攻だとワンショットが余裕で決められるくらいの展開力を持っているのが最大の長所です。また、ペンデュラムデッキの最強モンスターであるエレクトラムを、P召喚前に特殊召喚しやすいというのも、<ドレミコード>そのものの強みであるように感じました。
短所
1枚初動がないため、どうしても複数枚の組み合わせによる初動になります。それによって、うまく組み合わせができない場合には、それほど展開ができないという事態がおきます。とりあえず、スケールが確保できさえすればリンク4を1体くらいならなんとかなるのですが、スケールを揃えられないとかなり悲惨です。また、デッキ枚数の問題から妨害カードや対手札誘発を大量に採用するというのが難しくなっています。
加えて、その都度手札と相談しながら最終盤面を予測して動く必要があるため、デッキを扱う難易度としては高めの方だと感じます。ペンデュラムデッキはどうしても動きが複雑になりがちですね...
おわりに
以上、<ドレミコード>を活用したデッキの紹介をしてみました!とにかくイラストが可愛いので回していて楽しいテーマになっています。強さもそこそこという感じで、ちょうど良いパワーかなと思います。もう少し手を入れていけば、環境デッキに引けを取らないパワーになるかもしれませんね!今後が楽しみです。それでは、また次の記事で〜
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罠型イビルツインのすゝめ
こんにちは!先日、自宅のカード整理を思い切ってやったアキーシャです!どれくらい思い切ったかというと、自分が使うデッキ、及び今後使う可能性のある汎用カードやデッキパーツ以外のカードをほぼ全て売っぱらいました!いやー、クローゼットの上の棚がスッキリしましたよ。今後、今の家での同棲も考えているのでちまちま断捨離してお小遣いを稼ぎながら家を整理していこうと思っています!
そんなカード整理をしている中で、デッキ自体も整理し、調整をしていっていました。というのも、意外と優秀なカードやパーツが棚の上から発掘されまして、そこに余っているカードを上手く使えば今のデッキをより強化したり、新しいデッキを組むことができるな、と感じたからです。いくつかのデッキを組み替えていたのですが、その中で個人的に割としっくりきたデッキをひとつ、紹介したいと思います。それが、タイトルにある通り、罠型のイビルツインデッキです。
イビルツインデッキについては以前にもブログに紹介しましたが、こちらはどちらかというとファン寄りの構築にしていて、可愛い女の子を愛でることを目的としたデッキにしておりました。ちなみに私はリィラ派です。
しかし、今回色々構築を考えているときに、もうちょいガチ仕様にしたい、可愛い女の子でしっかり勝てるデッキを作りたい!と思うようになり、思い切って作り替えることにしました。今回の記事では、デッキの構築とカードの採用理由、ゲームプランについて語っていきます。
デッキレシピ紹介
というわけでデッキレシピです。ちゃんと公式のデッキ作成画面を使用しましたので、みやすくなっているかと思います。それぞれの採用理由についてご紹介します。
大まかなデッキのコンセプトは、リンク体をうまく盤面と墓地を往復させながら維持し、ドロー効果で罠を引き込んで相手の行動を制限するというものです。
メインデッキ(40枚)
モンスター
・イビルツイン関連モンスター
上級キスキルリィラはピンで採用しました。基本的にはフィニッシャーとしての役割を持ちます。処理にめちゃくちゃ困るモンスターを並べられた時には除去効果がいきますが、基本的にはそのような盤面を作られないようにプレイする方が大事です。下級はサイバース体が3枚ずつ、コスプレ体であるフロストを2枚、トリート1枚にしています。コスプレ体は一応の誘発ケアですが、サーチが効かないのであくまで保険程度。しかし、それぞれ墓地効果がそれなりに優秀なので採用しました。フロストのドロー効果がこのデッキのコンセプトに噛み合っているので多めにし、合計で3枚の採用となるようにしました。
・手札誘発
ここの枠は好きにしてもらっていいと思います。盤面にはリンクリィラをはじめとしたいくつかのカードで触れるのですが、墓地効果に対するメタが<神の通告>しかないので、<スカル・マイスター>を採用しました。
魔法
・サイバネット・マイニング
大事な初動。3枚採用です。サイバース体をサーチして、コスプレを墓地に送るムーブができるといい感じです。フロストを墓地に送りたいので、初動はリィラをサーチするのが推奨です。やっぱリィラしか勝たんわ。
・シークレット・パスフレーズ
こちらも初動カード。マイニングの方が強いですが、初動以外の役割も持つのでフルで採用。中盤以降でも腐りにくいのが強みです。サーチ先はエントランスはもちろん、中盤以降で生きる上級キスキルリィラや、このデッキでは役割のあるチャンネルをサーチできるのが強いです。
・金満で謙虚な壺
展開札、誘発ケア、汎用罠全てに触れる最強カード。リンク召喚をするデッキではありますが、基本的にはリンクキスキルリィラを中心に戦うデッキなので、エクストラには実はあまり依存しません。とはいえ、飛ばしすぎるとライフカットしきれずに負けるので、手札の状況と相談しながらコストを支払いましょう。
・Live☆Twin エントランス
初動です。サーチがきくのと、召喚制限が辛くなるときもあるので、2枚採用にしていますが、初手にサイバース体と一緒に握れているととても安心感があるので(うらら抜けるので)、3枚採用にしようかどうか今でも悩んでいます。召喚制限がもうちょいゆるけりゃ3枚にするんですけどね...せめて悪魔縛りにして欲しかった。
・墓穴の指名者
うららとGがぶっ刺さりまくるので必須。まぁ最近はあまりG飛んでこないですけども。<抹殺の使命者>の採用も考えましたが、中盤以降、粘らなきゃいけない場面で引くとゴミすぎるので採用しないことにしました。
・Live☆Twin チャンネル
このデッキが成立する上でのキーとなるカードです。序盤はなくていいのでピン刺しにしていますが、バック除去が恐ければ複数枚でもいいと思います。リンクキスキルリィラは打点が低いので、どうしてもデュエルが長くなりがちです。後述しますが、リンク体が結構墓地に行きますので、それを回収することで息切れを防ぐことができます。また、攻撃無効はなんだかんだで打点の低さをケアできます。これでリンク体の効果がバトルフェイズに使えたら文句はなかったのですが、まさかのメイン縛り...痒いところに手が届きません...
罠カード
・無限泡影、大捕り物、神の宣告、神の通告
ぶっちゃけなんでもいい枠ですが、召喚無効系は個人的には必須枠。突破が難しいモンスターやそれにつながる動きは全力で止めましょう。<神の通告>は<PSYフレームギア・γ>も止められるので強いです。
・激流葬
リンク体の動きと相性が良く、デッキビルドパックにも再録されました。「相手の召喚・特殊召喚時にリンク体の効果を発動→それにチェーンして激流葬発動」の動きをすることで、自分の場にはリンク体を1枚残しつつ、盤面をリセットできます。強いですね。その後リィラを蘇生できれば+1枚破壊まで見えます。
・闇の増産工場
youtubeチャンネルメンバー、もてくんのお気に入りカード(知らんけど)。リンク体を相手ターンに能動的に1枚墓地送りにできるため、相方の効果を発動しやすくなります。ドローもできるのでデッキのコンセプトに合っています。うまく決まれば毎ターン<強欲な壺>を使えるのと同じ状態を作れます。
エクストラデッキ(15枚)
・リンクキスキルリィラ
このデッキの過労死枠なのでそれぞれ3枚採用です。一人を盤面、一人を墓地に置いた状態で相手にターンを回すのが最善です。
・その他エクストラモンスター
まじでなんでもいいです。好きなカードを入れてください。悪魔縛りを考慮すると、ライゴウやトロイメアシリーズは採用優先度が高いです。特にトロイメアは相互リンク状態で効果を使いやすく、不要な手札をドローに変換できるので強いです。また、ヴァレルロードは、突破不可能なモンスターを抜けるので個人的には必須枠です。できれば使う機会はないままに勝ちたいところですが。
ゲームプラン
目標は、毎ターンリンク体の効果を相手ターンでも発動できる状態にしておくことです。先行であれば、以下の動きを目指します。
①:キスキルとリィラを頑張って揃える
②:2体でリンクキスキルAをリンク召喚
③:リンクキスキルAで墓地のリィラを蘇生
④:2体でリンクリィラAをリンク召喚
⑤:リンクリィラAで墓地のリンクキスキルAを蘇生し1ドロー
⑥:2体でリンクキスキルB or リンクリィラBをリンク召喚してターンエンド
どう足掻いてもニビルを踏んでしまうのでアレですが、これが最低限やりたい展開です。しかし、見てお分かりの通り、この展開にはリンク体を3体使ってしまいます。当然、この後も同じように自分の場には片割れのみを残すようにしてプレイするのが望ましいため、普通にやっていれば2,3ターン程度でエクストラにリンク体がいなくなります。
これを回復し、息切れしなくさせるためのカードが<Live☆Twin エントランス>です。お互いのエンドフェイズに1枚回収できるため、消費をかなり抑えることができます。各種ドロー効果によってこれ本体かサーチできるパスフレーズを引き込むようにしましょう。うまくハマれば、毎ターン2200ダメージが取れますし、隙をついて大型リンクモンスターで一気にライフカットすることもできますので、盤面維持と思い切った攻撃を使い分けることが非常に重要となります。
デッキの長所と短所
長所
長所は、サイクルができたときの持続力の高さと妨害性能です。リンクリィラの効果に加え罠カードを引き込めるため、相手に何もさせないことも可能です。また、リンクモンスターが並びやすいという性質上、一気にライフを削り取ることもできます。盤面に応じて柔軟な対応を取りやすいのがこのデッキの長所と言えるでしょう。あと、リィラの太ももを拝みながら戦えるのがアドです。
短所
短所はサイクルができなかった時の弱さが半端ないということです。リンク前であれば素の打点が1000未満ですので、なすすべなくボコボコにされます。また、<無限泡影>と<原始生命態ニビル>対して、解答が全くと言っていいレベルでありません。それを用意するとなるとデッキに不純物が増えて中盤に弱くなるのでなんとも難しいところです。気になる方はその辺を中心にいじってみるのがいいと思います。
まとめ
展開ではなく、ドローと罠での妨害に重点を置いたイビルツインデッキの紹介でした。リソース管理が少し難しいですが、回し方自体はとても簡単なのでぜひ使ってみてください!