罠型イビルツインのすゝめ
こんにちは!先日、自宅のカード整理を思い切ってやったアキーシャです!どれくらい思い切ったかというと、自分が使うデッキ、及び今後使う可能性のある汎用カードやデッキパーツ以外のカードをほぼ全て売っぱらいました!いやー、クローゼットの上の棚がスッキリしましたよ。今後、今の家での同棲も考えているのでちまちま断捨離してお小遣いを稼ぎながら家を整理していこうと思っています!
そんなカード整理をしている中で、デッキ自体も整理し、調整をしていっていました。というのも、意外と優秀なカードやパーツが棚の上から発掘されまして、そこに余っているカードを上手く使えば今のデッキをより強化したり、新しいデッキを組むことができるな、と感じたからです。いくつかのデッキを組み替えていたのですが、その中で個人的に割としっくりきたデッキをひとつ、紹介したいと思います。それが、タイトルにある通り、罠型のイビルツインデッキです。
イビルツインデッキについては以前にもブログに紹介しましたが、こちらはどちらかというとファン寄りの構築にしていて、可愛い女の子を愛でることを目的としたデッキにしておりました。ちなみに私はリィラ派です。
しかし、今回色々構築を考えているときに、もうちょいガチ仕様にしたい、可愛い女の子でしっかり勝てるデッキを作りたい!と思うようになり、思い切って作り替えることにしました。今回の記事では、デッキの構築とカードの採用理由、ゲームプランについて語っていきます。
デッキレシピ紹介
というわけでデッキレシピです。ちゃんと公式のデッキ作成画面を使用しましたので、みやすくなっているかと思います。それぞれの採用理由についてご紹介します。
大まかなデッキのコンセプトは、リンク体をうまく盤面と墓地を往復させながら維持し、ドロー効果で罠を引き込んで相手の行動を制限するというものです。
メインデッキ(40枚)
モンスター
・イビルツイン関連モンスター
上級キスキルリィラはピンで採用しました。基本的にはフィニッシャーとしての役割を持ちます。処理にめちゃくちゃ困るモンスターを並べられた時には除去効果がいきますが、基本的にはそのような盤面を作られないようにプレイする方が大事です。下級はサイバース体が3枚ずつ、コスプレ体であるフロストを2枚、トリート1枚にしています。コスプレ体は一応の誘発ケアですが、サーチが効かないのであくまで保険程度。しかし、それぞれ墓地効果がそれなりに優秀なので採用しました。フロストのドロー効果がこのデッキのコンセプトに噛み合っているので多めにし、合計で3枚の採用となるようにしました。
・手札誘発
ここの枠は好きにしてもらっていいと思います。盤面にはリンクリィラをはじめとしたいくつかのカードで触れるのですが、墓地効果に対するメタが<神の通告>しかないので、<スカル・マイスター>を採用しました。
魔法
・サイバネット・マイニング
大事な初動。3枚採用です。サイバース体をサーチして、コスプレを墓地に送るムーブができるといい感じです。フロストを墓地に送りたいので、初動はリィラをサーチするのが推奨です。やっぱリィラしか勝たんわ。
・シークレット・パスフレーズ
こちらも初動カード。マイニングの方が強いですが、初動以外の役割も持つのでフルで採用。中盤以降でも腐りにくいのが強みです。サーチ先はエントランスはもちろん、中盤以降で生きる上級キスキルリィラや、このデッキでは役割のあるチャンネルをサーチできるのが強いです。
・金満で謙虚な壺
展開札、誘発ケア、汎用罠全てに触れる最強カード。リンク召喚をするデッキではありますが、基本的にはリンクキスキルリィラを中心に戦うデッキなので、エクストラには実はあまり依存しません。とはいえ、飛ばしすぎるとライフカットしきれずに負けるので、手札の状況と相談しながらコストを支払いましょう。
・Live☆Twin エントランス
初動です。サーチがきくのと、召喚制限が辛くなるときもあるので、2枚採用にしていますが、初手にサイバース体と一緒に握れているととても安心感があるので(うらら抜けるので)、3枚採用にしようかどうか今でも悩んでいます。召喚制限がもうちょいゆるけりゃ3枚にするんですけどね...せめて悪魔縛りにして欲しかった。
・墓穴の指名者
うららとGがぶっ刺さりまくるので必須。まぁ最近はあまりG飛んでこないですけども。<抹殺の使命者>の採用も考えましたが、中盤以降、粘らなきゃいけない場面で引くとゴミすぎるので採用しないことにしました。
・Live☆Twin チャンネル
このデッキが成立する上でのキーとなるカードです。序盤はなくていいのでピン刺しにしていますが、バック除去が恐ければ複数枚でもいいと思います。リンクキスキルリィラは打点が低いので、どうしてもデュエルが長くなりがちです。後述しますが、リンク体が結構墓地に行きますので、それを回収することで息切れを防ぐことができます。また、攻撃無効はなんだかんだで打点の低さをケアできます。これでリンク体の効果がバトルフェイズに使えたら文句はなかったのですが、まさかのメイン縛り...痒いところに手が届きません...
罠カード
・無限泡影、大捕り物、神の宣告、神の通告
ぶっちゃけなんでもいい枠ですが、召喚無効系は個人的には必須枠。突破が難しいモンスターやそれにつながる動きは全力で止めましょう。<神の通告>は<PSYフレームギア・γ>も止められるので強いです。
・激流葬
リンク体の動きと相性が良く、デッキビルドパックにも再録されました。「相手の召喚・特殊召喚時にリンク体の効果を発動→それにチェーンして激流葬発動」の動きをすることで、自分の場にはリンク体を1枚残しつつ、盤面をリセットできます。強いですね。その後リィラを蘇生できれば+1枚破壊まで見えます。
・闇の増産工場
youtubeチャンネルメンバー、もてくんのお気に入りカード(知らんけど)。リンク体を相手ターンに能動的に1枚墓地送りにできるため、相方の効果を発動しやすくなります。ドローもできるのでデッキのコンセプトに合っています。うまく決まれば毎ターン<強欲な壺>を使えるのと同じ状態を作れます。
エクストラデッキ(15枚)
・リンクキスキルリィラ
このデッキの過労死枠なのでそれぞれ3枚採用です。一人を盤面、一人を墓地に置いた状態で相手にターンを回すのが最善です。
・その他エクストラモンスター
まじでなんでもいいです。好きなカードを入れてください。悪魔縛りを考慮すると、ライゴウやトロイメアシリーズは採用優先度が高いです。特にトロイメアは相互リンク状態で効果を使いやすく、不要な手札をドローに変換できるので強いです。また、ヴァレルロードは、突破不可能なモンスターを抜けるので個人的には必須枠です。できれば使う機会はないままに勝ちたいところですが。
ゲームプラン
目標は、毎ターンリンク体の効果を相手ターンでも発動できる状態にしておくことです。先行であれば、以下の動きを目指します。
①:キスキルとリィラを頑張って揃える
②:2体でリンクキスキルAをリンク召喚
③:リンクキスキルAで墓地のリィラを蘇生
④:2体でリンクリィラAをリンク召喚
⑤:リンクリィラAで墓地のリンクキスキルAを蘇生し1ドロー
⑥:2体でリンクキスキルB or リンクリィラBをリンク召喚してターンエンド
どう足掻いてもニビルを踏んでしまうのでアレですが、これが最低限やりたい展開です。しかし、見てお分かりの通り、この展開にはリンク体を3体使ってしまいます。当然、この後も同じように自分の場には片割れのみを残すようにしてプレイするのが望ましいため、普通にやっていれば2,3ターン程度でエクストラにリンク体がいなくなります。
これを回復し、息切れしなくさせるためのカードが<Live☆Twin エントランス>です。お互いのエンドフェイズに1枚回収できるため、消費をかなり抑えることができます。各種ドロー効果によってこれ本体かサーチできるパスフレーズを引き込むようにしましょう。うまくハマれば、毎ターン2200ダメージが取れますし、隙をついて大型リンクモンスターで一気にライフカットすることもできますので、盤面維持と思い切った攻撃を使い分けることが非常に重要となります。
デッキの長所と短所
長所
長所は、サイクルができたときの持続力の高さと妨害性能です。リンクリィラの効果に加え罠カードを引き込めるため、相手に何もさせないことも可能です。また、リンクモンスターが並びやすいという性質上、一気にライフを削り取ることもできます。盤面に応じて柔軟な対応を取りやすいのがこのデッキの長所と言えるでしょう。あと、リィラの太ももを拝みながら戦えるのがアドです。
短所
短所はサイクルができなかった時の弱さが半端ないということです。リンク前であれば素の打点が1000未満ですので、なすすべなくボコボコにされます。また、<無限泡影>と<原始生命態ニビル>対して、解答が全くと言っていいレベルでありません。それを用意するとなるとデッキに不純物が増えて中盤に弱くなるのでなんとも難しいところです。気になる方はその辺を中心にいじってみるのがいいと思います。
まとめ
展開ではなく、ドローと罠での妨害に重点を置いたイビルツインデッキの紹介でした。リソース管理が少し難しいですが、回し方自体はとても簡単なのでぜひ使ってみてください!