知識と日陰の備忘録

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パワーこそ正義!デスピア堕天使デッキ紹介!

こんにちは!26歳になりました、アキーシャです!ついに20代後半へ本格的に突入しました。雀士らしく五捨六入方式でも完全に30歳の方が近くなってしまいました。思えばこの1年、いろいろなことが起きました。自分の人生の中でも結構なことが動いた1年だったと思います。人生もはや何度目かわからなくなってきている瀕死も体験しましたし、いい感じでカルマを積んでいってる気がします。26歳の目標は、今年こそ健康に過ごすことです。アラサーのアキーシャも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、私の誕生日の話なんかはこれくらいにしといて、今回の本題に移りたいと思います。仕事やらその他諸々のやらねばならないことやらで忙しいは忙しいのですが、幸いGWはしっかり休めましたので、うまぴょいのかたわらでデッキを作っておりました。1つ目が前回の記事で紹介しました、<Sin魔王>で、もう1つが今回のテーマであります<デスピア堕天使>です。<デスピア>発表当初から方々で話題になっていたこのデッキですが、私なりに考えて組んでみました。鮮度は良くないかも知れませんが紹介させてくださいってことで、いってみましょう。

 

GWに構築した<Sin魔王>はこちらの記事でどうぞ!

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以前構築したギャン中御用達の堕天使デッキはこちら 

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<デスピア>と<堕天使>を混ぜる意味について

①種族と融合のシナジー

散々言われていることですが念のため復習ということで。<デスピア>と<堕天使>は、メインデッキのモンスターが「闇属性・天使族」で構成されているという点が大きいです。これの何が強いのかというと、<堕天使>の切り札的モンスターである<黎明の堕天使ルシフェル>の融合素材になりうるという点にあります。あのコストと素材激重で出させる気あるのか?と疑うエースくんですね。

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<堕天使ルシフェル>を素材としなくとも、②効果で天使族が効果対象になるのを防ぐことができ、③で互いのメインフェイズに天使を特殊召喚できます。普通に強いです。

 

<デスピア>は、フィールド魔法<烙印劇場デスピア>を使って融合召喚をしていくテーマとなっています。そしてこの融合は<デスピア>専用のものではありません。これを活用して<黎明の堕天使ルシフェル>を簡単に出すことができるというのが、2テーマを混ぜる大きな意味となっています。

 

②フィニッシャー候補の出しやすさについて

<デスピア>は融合軸のテーマですが、フィニッシャー候補の1つはこいつらでございます。

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以前私もアンデットデッキで活用していた、9000パンチですね。

 

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この9000パンチが決めやすいというのも<デスピア>の特徴です。それを決めやすくするのが<デスピアン・クエリティス>です。

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ゆるゆる素材で出すことができ、場のモンスターのステータスを0にできます。こいつ自身がレベル8であるので、もう一体レベル8を用意すれば9000パンチルートを取れます。そして、<デスピア>にはこれを可能にするカードがいます。

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<デスピアの大導劇神>です。融合素材になると自己蘇生するレベル8です。地味に妨害効果も持っています。クエリティスと組み合わせてランク8になれる、というわけですね。

しかし、現状の<デスピア>ではこの2体を使う、あるいは同名を2体並べないとランク8Xができません。<デスピアの大導劇神>は<烙印開幕>でリクルートできますが、これを使うとEXから融合モンスターしか特殊召喚できなくなるため、やはり9000パンチはできません。

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そこで活用可能なのが<堕天使>モンスターというわけです。堕天使にはお手軽ランク8生成モンスターがいます。<堕天使スペルビア>です。

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天使であればなんでも釣れるのがポイント、<デスピアの大導劇神>も釣ってこれます。蘇生効果にターン1はありません。同じく<堕天使>の中にも、レベル8がいます。<堕天使>テーマは墓地に送ることが容易なテーマなのでこちらも活用できます。

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このように、例え<デスピアの大導劇神>を引けていなくても、<堕天使>モンスターを使って融合すれば、簡単にワンパンできます。


③各種ドローサポートの共有と召喚権

<堕天使>は上級モンスターが多く、手札事故が天敵となります。そのため、ドローサポートやサーチカードを駆使して墓地を肥やし、特殊召喚で盤面を整えます。この点が<デスピア>と相性が良いです。

まず、<堕天使>で採用可能となるドローサポート候補は<闇の誘惑>と<トレード・イン>です。

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この2枚が採用できる理由はこれまでを読んでいただければ明白かと思いますので割愛します。で、<闇の誘惑>については少し説明を追加します。<悲劇のデスピアン>というカードととても相性が良いのです。

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効果で墓地に送られるか除外されると<デスピア>をサーチできます。おそらくは融合素材での墓地送りを想定していたのでしょうが、<闇の誘惑>の除外は効果での除外ですので、こちらでも反応します。ちなみに<おろかな埋葬>でも反応するため、墓地利用をする<堕天使>との相性もとても良いわけですね。

 

じゃあこの<悲劇のデスピアン>で何を持ってくるのか。もちろん先述の<デスピアの大導劇神>でも良いのですが、大事な初動となるこちらも外せません。

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<デスピアの導化アルベル>は<烙印劇場デスピア>を持ってくるためのカードであります。そして、特殊召喚主体の<堕天使>であまりがちな召喚権を優先的に割く先でもあります。とにかくこいつを手札に持ってくれば、割と安定して召喚まで行き、サーチ効果を使うことができるのです。手札に持ってくる手段はドローとサーチがありますので、かなり安定して<烙印劇場デスピア>を持ってこれます。

 

アンチシナジーな部分が1点気になる

以上が<デスピア>と<堕天使>のよく噛み合っている部分でしたが、1点だけ、噛み合っていないなと感じた部分があります。それは<烙印開幕>と<失落の堕天使>です。

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<失落の堕天使>は<堕天使>テーマのリンクモンスターで、サーチまたは墓地送りが行える効果、リリースを墓地のモンスター2体で肩代わりできる効果、エンド時に天使の数の500倍ライフを回復できる効果を持っています。どれも<堕天使>にとっては必須級の効果であり、非常に頼もしい味方です。しかし、<烙印開幕>を使用すると、リンクモンスターが特殊召喚できなくなるため、<失落の堕天使>は活用しにくくなります。この1点は、かなり大きなアンチシナジーだと感じました。もちろん、リンクを使わない構築とすることもできますし、逆にリンクを活用する構築もアリということになります。私は今回、この<失落の堕天使>を活用して、デッキ構築をすることにしました。

 

デッキレシピ紹介

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というわけでデッキレシピがこちらです。回す上での基本的な考え方は、「ドローして墓地こやして、融合して、ワンパン」です。先攻であれば、<失落の堕天使>を経由してのアポロウーサやタイタニックギャラクシーを置くことを目指します。特にアポロウーサは天使族なので、<黎明の堕天使ルシフェル>の効果で効果対象になることを防げ、<無限泡影>などを避けることができます。

さらに、相手ターンに<堕天使ルシフェル>を素材にして<黎明の堕天使ルシフェル>を出すことも少し狙っています。これで相手の場のみ吹き飛ばせばまぁ勝てます。召喚無効さえなければ効果はほぼ通りますからね。もしくは<大天使クリスティア>を出して相手をロックしていきましょう。

シナジーの悪い<烙印開幕>ですが、相手ターンに使えば特に問題はありません。すでに<烙印劇場デスピア>に触れている状態でアルベルを通常召喚した際は、<烙印開幕>をサーチして相手ターンに発動し、<デスピアの大導劇神>を出しましょう。これで立派な1妨害です。

先攻をとったら、相手の動きを制限して、<黎明の堕天使ルシフェル>などのシンプルに高い打点でそのまま倒し切ります。後攻の場合はリンク召喚よりもX召喚を優先し、ヌメロンドラゴンの9000パンチを決めてワンショットすることを目標にしましょう。

 

とにかく1枚1枚のカードパワーが高いので何を引いても何かしらの動きができるという感じのデッキです。<灰流うらら>にめっぽう弱いのが大きな弱点ですね...しかし、それ以外であれば妨害を踏み越えながら打点で押し切れる部分も大きいので、動かし方もわかりやすく、使っていて楽しいデッキになりました。皆さんもぜひ使ってみてください!それでは、また次の記事で〜

 

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