アキーシャ式Sin魔王デッキ紹介
こんにちは!最近遊戯王そっちのけでウマ娘にお熱なアキーシャです。彼女に進められてアプリを始めて、ゴルシ様がツボで育成しており、それ以外の子はおっぱいが大きい子を選んで育成していたのですが、アニメを視聴してトウカイテイオーにガチ恋してしまいました。シンプルに好みですね。ただ、アプリ内でまだトウカイテイオーをサポートでしか引けていないんですね...なんとしてでも入手したいので、とりあえずテイオーステップを練習するとこから始めたいと思います。
で、当ブログは遊戯王について語るのでウマ娘の話はこれくらいにしといて、ちょこちょこやってた遊戯王の新デッキについて紹介してみようと思います。集中して作れば多分もうちょっと早くできたんですけどね...なんとも飽き性なので頭の中でレシピができてしまうとそこで熱が冷めてしまうんですよ。まぁ生まれ持った脳の特性なのでごまかしごまかし付き合っていこうと思います。
そして、予定より長い時間をかけてようやく完成したのが別に環境ではやっているわけでもない"Sin魔王"デッキです。もともと組みたい組みたいと思っていたのをついに組んでみました。ただ、普通に作っても面白くないので、コンセプトを決めて動かすデッキにしてみました。今回のコンセプトは「リンクリと魔王で戦線を維持して隙を見てワンショット」というものです。それでは、デッキの中身の紹介に移っていきます。
1.まずはデッキレシピを晒す
こんな感じにしてみました。それぞれの採用理由について説明していきます。
メインデッキ
<Sin青眼の白龍/Sinスターダスト・ドラゴン>
どちらもレベル8のSinモンスターです。スターダストは魔王デッキのキーカードであるシャドウディストピアを破壊から守ることができます。また、エクストラデッキのカードを除外するだけでポンと出せる2500打点なのでその点でも優秀です。青眼の方は、<Sinパラドクスギア>を墓地から除外することで特殊召喚できます。しかし、出たところで打点以外の仕事はないので、基本的にX素材になるか、手札にいたままS素材になるかのどちらかの役割の方がでかいです。この2体はどちらも<トレード・イン>に対応しています。
<闇黒の魔王 ディアボロス>
進化した魔王様。チラ見効果もハンデス効果に進化しております。3000打点レベル8とステータスも優秀です。そしてかなり緩い条件で特殊召喚ができます。最強カードですね。このデッキはとにかくこいつに触ってフィールド魔法を張ることで動きたいデッキなのでサーチ等では優先的に触るようにしましょう。とはいえ、手札に来過ぎた時、Sinモンスターと違ってS素材にもできず、特殊召喚もターン1なので2枚で十分です。その分ドローやサーチで持ってくるようにしましょう。
<悪王アフリマ>
専用テラフォ内蔵と、ドローorサーチが行える効果を持っています。デッキの潤滑油として活躍します。先にディストピアを発動できていれば相手モンスターをコストで除去した上で1枚ドローできる化け物になります。当然3枚採用です。
<Sin パラレルギア/パラドクスギア>
チューナーのパラレルと、サーチ&リクルートができるパラドクスを各2枚ずつ。パラレルは手札のSinモンスターを素材としてS召喚できるため、レベル10Sモンスターを出せます。ハリファイバーにもなれます。小回りのきく1枚です。
パラドクスは闇属性で、効果の発動にコストとして自身をリリースする必要があります。ですので、ディストピアがなくてもディアボロスの効果が反応し、パラドクスの効果にうらら等を打たれてもガラ空きになるのを防げます。しかも<ワン・フォー・ワン>でリクルート可能です。最強カードですね。山にパラレルが残っていないと効果が打てないので注意が必要です。
<ジェット・シンクロン>
説明不要の最強チューナー。このデッキでは<リンクリボー>になってからハリファイバーになれる動きがコンセプトに噛み合っているので重要な一枚です。
<トレード・イン>
上級Sinとディアボロスをコストにして発動できます。特にディアボロスをコストにできるとそれだけで幸せになれます。デッキを回すエンジンとして採用。
<ドラゴンー目覚めの旋律>
Sin青眼とディアボロスに対応しています。ディアボロスに触る手段を増やすために2枚採用。
<無の煉獄>
緩い条件で1ドローできるカード。過去の産物なのでターン1制限などは存在しません。発動条件とエンド時手札放棄があるのでそういった制限のない<成金ゴブリン>の方が良さげではあります。しかし、実際に回してみると、かなり手札の消費が激しい動きをしますので、デメリットが気にならないという点、アクセス+ディアボロスでのワンショットを成立させるために相手にライフゲインさせたくないという理由から、こちらを採用しました。デッキを回すためのカードなので当然3枚採用。余談ですが、このカードの英語名は"INTO THE VOID"であり、めちゃくちゃかっこいいです。
<閃刀姫セット(エンゲージ×2、ホネビ、イーグルブースター)>
なぜかターン1がない意味不明なカードたちです。特に先の2枚にターン1がないのは今でも納得できませんが、強いので使わせてもらいます。アフリマのリリース要員確保、リンクリの素材、ディストピアを守る手段の確保など、さまざまな形で活躍します。イーグルブースターはハリファイバーの効果を安全に通したり、手札事故を起こしてドラゴキュートス単騎になったときに最強のドラゴキュートスを作り出したりといった活躍があるので、素引きで困らないということでチョイス。他のカードでも構わないと思います。基本的にはエンゲホネビを同時に素引きした時のケア用です。
<闇黒世界ーシャドウ・ディストピアー>
このデッキの要。こいつを場に置くことからデュエルが始まります。テキストに意味不明なことしか書いてなくて全部が強いカードです。こいつをいかに戦線維持させるかが重要になります。とりあえず1ターン守り抜けばワンショットも夢じゃない構築にしていますので、全力で守り抜きましょう。
<スケープ・ゴート>
最強カード。これをうまく使いこなせる人はだいたいデュエルが強いという印象。ちなみに私はど下手くそなので、練習するためにこいつを採用したというのも否めないです。しかし。しっかりとしたシナジーもあります。まず、ディストピア下であればトークンも闇属性になりますので、墓地のリンクリを蘇生する際にリリースできます。それに反応してディアボロスも出てきます。スケゴ1枚でアクセスコードにつながりますので、ディストピアさえ残っていれば、モンスターが一掃されたとしても、このカード+ディアボロスでワンショット打点を叩き出せます。強過ぎるんでそろそろ再び制限カードにぶち込まれても文句はありません。
<超融合>
みんな仲良く闇属性になっているので奴が出てきます。除去にも追撃にも使えます。出てくる奴はレベル8でシナジーもあります。
<テラ・フォーミング/ワン・フォー・ワン>
説明不要ですね。強いです。
<ウィルスカード(魔×1、闇×2、悪×1)>
闇属性をリリースして発動といえばこれですよね。ディストピア発動下であれば相手のモンスターをウイルス発生源にできるのでシンプルにパワカになります。今回のデッキレシピはシングル用の構築ですが、マッチ戦を意識するならサイドに調整用のウイルスを仕込んどくのも全然アリだと思います。闇を2枚にしているのは、2枚立て引きしても魔法罠で宣言を使い分ければ相手のデッキを壊滅させられるからです。
エクストラデッキ
<スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン>
<超融合>から出てきます。それ以外に言うことはないです。
<冥界濁龍ドラゴキュートス>
レベル10シンクロの中でも出す条件がゆるく、殺意の高い1枚。こいつをイーグルブースターで守ってあげるだけで勝てる試合もあります。イラストが絶妙にダサいのが玉に瑕。
<ブラッド・ローズ・ドラゴン>
素材縛りの緩いレベル10その2。墓地メタも強力ですし、ディストピアを守ることもできます。ディストピアを守るためにリリースすれば、ディアボロスが飛んできます。強いです。ただ、墓地除外はお互いなので使い所に注意しないと、このデッキの要であるディアボロスやリンクリが吹き飛んでしまいます。
<スターダスト・ドラゴン>
Sinスタダを出すための1枚。Sin青眼と違って、Sinスタダは場に出るだけで役割があるので、パラドクスギアに頼らずに出せる方法を確保しました。とはいえ、1枚で十分です。
ランク8つくれるなら入れ得の1枚。ただ、ディアボロスを墓地か手札に置いておきたいのが正直なところなので、あまり出る機会はありません。コズサイからディストピアを守れるのは魅力的です。
<聖刻神龍-エネアード>
能動的に素材を剥がすことができ、さらにリリースすることで除去する効果を持っている1枚。噛み合いが抜群です。こいつ自身も効果でリリースできます。ディストピア下で、素材となっているディアボロスを剥がせば、こいつ自身と相手モンスターをリリースして相手の場のカードを2枚割り、処理後に墓地からディアボロスが帰還します。X素材のことを考慮しても、ボード消費1枚で相手のボード3枚に触れると言う破格のアドバンテージを生み出します。主に後手で相手の場を荒らすのに使います。ただし、リリースはコストではないので要注意です。
<アクセスコード・トーカー>
説明不要のフィニッシャー。ディアボロスと合わせて8000点を目指しましょう。
<トロイメア・ユニコーン>
1枚除去しながらアクセスを打点バカにするパワカ。いい加減再録していいですよ、持ってる分1枚残して全部売っぱらったので。
<水晶機巧-ハリファイバー>
アキーシャにしては珍しく、単純なつなぎとして採用しています。それ以外に役割はマジでありません。
<警衛バリケイドベルク>
ディストピアを守る会の会員です。そのためだけに採用されていま。ホネビ1枚から作れるのでお手軽です。
<魔界の警邏課デスポリス>
ディストピアを守る会の会長クラスの最強カード。ディストピア下であればホネビ1枚で効果もちデスポリスを作れます。それの何が強いかというと、コストで相手のモンスターをリリースしながらディストピアを守ることができるのです。なんだこいつは、たまげたなぁ。ちなみに私はデスポリスよりデスガイドの方が好みです。
<セキュリティ・ドラゴン>
アクセスになるまでに相手のモンスターを除去できる可能性のある、遊戯王素材ゆるゆるリンクモンスターズの代表格の1枚。除去もバウンスなので優秀です。
<閃刀姫-カガリ>
ホネビを回収した後踏み台にされる、哀れな宿命を持って採用されたモンスターです。閃刀姫使いの方には本当に申し訳ないと思いながら使ってます、マジで。特定の条件下ではこのカードがいるおかげで成立するコンボもありますので、これは後でご紹介します。
<リンク・スパイダー>
トークンを素材にして出てくる蜘蛛。便利です。
<リンクリボー>
このデッキの過労死枠。墓地とフィールドを反復横跳びする度に相手のモンスターの攻撃を防ぎつつ、ハンデス効果を持つ魔王が復活します。ワンショットできるまでの盤面を維持するために必須となるカードです。墓穴おじさんに指名されたら死にます。
2.デッキの基本的な動かし方
とにかくディストピアを持ってきてください。その次にディアボロスを持ってきてください。そしたらワンキルされないように気をつけながら、ディストピアを守ってください。そして、隙を見てワンショットしてください。以上です。ワンショットしやすくするために、魔王でハンデスしたり、ウイルスでコンボパーツを墓地に叩き落としたりしましょう。相手のモンスターをコストでリリースできるのもとても強いです。
では、いかにしてワンショットをするのか。個人的によく使ったルートを2つ紹介してみます。どちらもディストピア適用が前提です。
①<スケープ・ゴート>1枚+墓地に<闇黒の魔王ディアボロス>からのワンショット
1. 相手エンドフェイズにスケゴ発動。トークンA~Dss
2. ドローして手札1枚を確保
3. トークンAで<リンク・スパイダー>、その下にトークンBで<リンクリボー>をss
4. トークンCと<リンクリボー>で<セキュリティ・ドラゴン>。効果で相手の盤面を1枚バウンス
5. トークンDをリリースして<リンクリボー>ss。処理後に<闇黒の魔王ディアボロス>蘇生。効果で相手モンスターをリリースして1枚除去&1ハンデス
6. <セキュリティ・ドラゴン>と<リンクリボー>で<トロイメア・ユニコーン>をss。ドローしたカードをコストに相手盤面を1枚バウンス
7. <トロイメア・ユニコーン>と<リンク・スパイダー>で<アクセスコード・トーカー>をss。打点を上げて効果で3枚破壊(地・光・闇属性を除外)
8. <闇黒の魔王ディアボロス>と<アクセスコード・トーカー>で合計8300打点
結果:6枚除去+1枚ハンデスからのワンショット成立
確実にオーバーキルです、はい。相手の場にモンスター効果無効持ちがいる場合、1体であれば<セキュリティ・ドラゴン>ではなく魔界の警邏課デスポリス>を作り、コストでリリースすれば、最終的な除去枚数は減りますし、ハンデスができなくなりますが、その後<トロイメア・ユニコーン>の効果を通しながら、安全にワンショットに向かえます。
②場に<闇黒の魔王ディアボロス>+<Sinパラレルギア>+手札2枚からのワンショット
1. <闇黒の魔王ディアボロス>と<Sinパラレルギア>で<水晶機巧-ハリファイバー>。効果で<ジェット・シンクロン>ss
2. <ジェット・シンクロン>1体で<リンクリボー>。そのまま場の2体で<トロイメア・ユニコーン>。効果で手札1枚をコストに1枚バウンス
3. 手札をコストにして<ジェット・シンクロン>蘇生。そのままリリースして<リンクリボー>蘇生。処理後に<闇黒の魔王ディアボロス>蘇生
4. <闇黒の魔王ディアボロス>で相手モンスターをリリースして1枚除去&1ハンデス
5. <リンクリボー>と<トロイメア・ユニコーン>で<アクセスコード・トーカー>。効果で打点アップ後2枚破壊(水・闇属性を除外)
6. <闇黒の魔王ディアボロス>と<アクセスコード・トーカー>で合計8300打点
結果:4枚除去+1ハンデスからのワンショット
これくらいやれば十分でしょう。ハリファイバーの効果を無効にできるモンスターが相手の場にいる場合、先にディアボロスの効果のコストでリリースして除去しておきましょう。
チューナーが供給できれば良いのでパラドクスギア、パラレルギア、ワンフォーワンが該当します。ジェット素引きの場合には成立しないのがちょっと難点です。
次に、アフリマと閃刀出張セットでやりたい展開を紹介します。
先攻展開例
手札:<悪王アフリマ>+<闇黒世界ーシャドウ・ディストピアー>+<閃刀姫-ホーネットビット>
①<闇黒世界ーシャドウ・ディストピアー>発動
②<閃刀姫-ホーネットビット>発動。トークンで<閃刀姫-カガリ>をss
③<閃刀姫-カガリ>効果で<閃刀姫-ホーネットビット>回収。そのまま発動
④<悪王アフリマ>を通常召喚。効果で<閃刀姫ーカガリ>をリリースして<闇黒の魔王ディアボロス>をサーチ。処理後に、<闇黒の魔王ディアボロス>ss
⑤<闇黒の魔王ディアボロス>効果で自身をリリースし、1ハンデス<閃刀姫トークン>1体で<リンクリボー>ss
最終盤面:<悪王アフリマ>+<闇黒世界ーシャドウ・ディストピアー>+<リンクリボー>+1ハンデス+墓地に<闇黒の魔王ディアボロス>(エンド時にトークン2体生成)
これだと相手ターンに<リンクリボー>効果を起動すればそれに反応して<闇黒の魔王ディアボロス>の効果が起動します。トークンもいるので守備力も高めです。このように耐える時は耐えて、動ける時に一気に攻め込むようにしましょう。
採用を見送ったカード紹介
最後に、採用を見送ったカードを理由とともに紹介します。他の構築を試す際の参考にしてみてください。
<悪魔嬢リリス>
フリーチェーンで相手をリリースできて、デッキから罠を持って来れるので強いは強いです。しかし、こいつを採用するにはもう少し罠を増やしたいとこですし、召喚権を使いたいモンスターが増えてしまうので、今回の構築では採用を見送りました。このカードを使う場合には、打点をSinモンスターに頼って、罠で妨害して戦う構築の方が良さそうです。
<Sin Territory>
こいつを採用すればレベル8モンスターを並べやすくなるので、Xモンスターを使った戦略の幅が広がります。しかし今回は閃刀姫ギミックやスケゴなど、リンク召喚を活用し、瞬間打点を求めましたので採用しませんでした。これは好みの問題だと思います。
<スキルドレイン>
リリースはコストのことが多いので、除去ギミックはそのままに、相手の行動を制限できるパワカです。ただ、今回は先述の通りリンクモンスターの効果にも頼って火力と除去をしているので、いまいち噛み合いが悪かったです。サイドデッキに仕込んでおいて、サイドチェンジで戦法ごとガラッと変えると言うのもおしゃれでいいかも知れません。
まとめ
ワンキル大好き芸人私らしく、除去と火力に全振りしたSin魔王デッキの紹介でした。環境デッキとバリバリ渡り合えるわけではありませんが、十分な強さを持っていますので是非組んで遊んでみてください!