知識と日陰の備忘録

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投獄された歴戦のカードが釈放されるための方法を考える雑記〜エラッタしてほしいカード3選〜

こんにちは!職場で唐突にiMacが支給されてストレスフリーになったアキーシャです!めっちゃ快適に動くのでドン引きするレベルです。これまでもMacbookproやらSurfaceやらを使ってて、それなりに快適ではあったのですが、性能が段違いですね。こういうところにお金をかけられるような大人になりたいなと切に思いました。

 

しかし、遊戯王OCGにおいては、性能が段違いで良すぎるというのはつまり、死を意味することになります。そう、「禁止カード」に指定されるということです。2020年7月より適用される新規リミットレギュレーションには、実に79枚のカードが禁止指定を受けています。この中には、カードプールの増加で不遇にも禁止カードになってしまったものもいれば、「いや、これテストプレイしてないよね?」という壊れカードも含まれています。

 

そんな魑魅魍魎が跋扈する禁止カードの中にも、少し手を加えれば釈放されても良いのではないだろうか?と思えるカードたちもあるのではないかと思います。2020年4月にも<処刑人-マキュラ>と<レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン>がカードテキストのエラッタにより、復帰を果たしています。

 

そこで今回は、「こいつはエラッタすればワンチャン帰ってこれるんじゃねーかーなー」ってカードを、アキーシャの独断と偏見で選定し、そのエラッタ案を考えてみた、という記事でございます。それでは、早速行ってみましょう!

 

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その1:エンシェント・フェアリー・ドラゴン

 

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星7/光属性/ドラゴン族/攻2100/守3000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できる。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
また、1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
フィールド上のフィールド魔法カードを全て破壊し、自分は1000ライフポイント回復する。
その後、デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える事ができる。

 

通称ウナギです。登場当初は特に何の注目も集まりませんでしたが、カードプールの増加により、先行ワンターンキルに用いられたこと(だいたいノーデンが悪いんですけど)や、フィールド魔法の重要性が上がったことにより禁止カードに選定されました。手札からの特殊召喚効果も、攻撃できないデメリットこそありますが、先攻1ターン目であれば特に問題はありませんね。確かに、今みればかなり強いカードだなと思います。とはいえ、ぶっ壊れカードというわけではないので、以下のようなエラッタを加えてみてはどうかと思いました。

 

<エラッタ案>
星7/光属性/ドラゴン族/攻2100/守3000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

このカード名の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できる。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えず、この効果を発動したあと、1度しか召喚・特殊召喚を行えない。
②自分のメインフェイズ時に、手札を1枚捨てて発動できる。
フィールド上のフィールド魔法カードを全て破壊し、自分は1000ライフポイント回復する。
その後、デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加えなければならない。

 

こんな感じにしてみました。お約束の名称ターン1の追加、展開回数の制限、そしてフィールド魔法サーチを強制効果にし、発動に手札コストを要求するようにしました。これにより、ワンキルに繋がるような展開をある程度抑制でき、②効果でも、アドバンテージが1枚になるように調整しました。さらに、フィールド魔法サーチは強制なので、フィールド魔法を使用するデッキでしかこの効果は使えません。汎用性はかなり弱くなりますが、使えるデッキには無理なく投入できることを目安として考えてみました。

 

その2:ファイアウォール・ドラゴン

 

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リンク4/光属性/サイバース族/攻2500
モンスター2体以上
①:このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、このカードと相互リンクしているモンスターの数まで、自分または相手の、フィールド・墓地のモンスターを対象として発動できる。そのモンスターを持ち主の手札に戻す。この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードのリンク先のモンスターが、戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合に発動できる。手札からモンスター1体を特殊召喚する。

 

散々悪さをやらかし、多数の犠牲者を出した挙句に投獄されたシリアルキラーです。主人公バリアすらも貫通する凶悪性能ですが、なんと言ってもアニメ主人公の切り札の一つでもあったわけですから、使えるようにしてあげたいというのが正直なところです。そこで、このようなエラッタ案を考えました。

 

<エラッタ案>

リンク4/光属性/サイバース族/攻2500
サイバース族モンスター3体以上

このカード名の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、このカードと相互リンクしているモンスターの数まで、自分または相手の、フィールド・墓地のモンスターを対象として発動できる。そのモンスターを持ち主の手札に戻す。この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードのリンク先のモンスターが、戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合に発動できる。手札からモンスター1体を特殊召喚する。

 

基本性能はそのままにし、なぜかついていない名称ターン1を付けました。これだけでも十分強すぎる気がしたので、テーマデッキのみで採用できるように召喚制限を設け、さらに要求素材を多くしました。3体以上の指定はサイバース族っぽくないかなとも思ったのですが、これくらいにしないと暴れ回りそうというのも事実。犠牲者数から考えても、これくらいが妥当なんじゃないかと思いました。

 

その3:レベル・スティーラー

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星1/闇属性/昆虫族/攻 600/守 0
このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドのレベル5以上のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルを1つ下げ、このカードを墓地から特殊召喚する。このカードはアドバンス召喚以外のためにはリリースできない。

 

過去にシンクロデッキの展開要因として大活躍したテントウムシくん。あまりに悪さをしたため、一発で禁止指定された実績を持ちます。リンク召喚導入によりシンクロが弱体化したものの、こいつ自身が楽にリンク数を稼げるということで釈放は許されませんでした。シンクロ召喚がリンク召喚導入以前と同様にできるようになった今、こいつの復帰する道を考えてみました。そのエラッタ案がこちら。

 

<エラッタ案>

星1/闇属性/昆虫族/攻 600/守 0

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。このカードはアドバンス召喚以外ではリリースできず、リンク素材にできない。
①:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドのレベル5以上のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルを1つ下げ、このカードを墓地から特殊召喚する。

 

単純明快なエラッタですね。これくらいわかりやすいのもありだと思います。本来の性能を損なわず、かつ強すぎない程度になっているのではないでしょうか?シンクロデッキではもちろん、<0帝>のようなデッキでも活躍するかもしれませんね。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?完全な主観ですので、そもそもこいつは戻ってこれねーだろって意見もあるかと思いますが、ご容赦ください。ゲームバランスを守ることも大切ですが、いつまでも使えないカードがたくさんあるってのはやはり面白くないですよね。適度な(ここ重要)エラッタを経て、昔活躍したカードたちがまた使えるようになればいいなと切に思っております。それでは、今回はこれまで!また次回の記事で!

 

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