ストラクチャーデッキR-ドラグニティ・ドライブ、3箱買ってみた!〜昔の思い出と構築紹介〜
こんにちは!久々の休みを謳歌していたアキーシャです!実に約2週間ぶりの休日でした。別に休みがないとしんどくてやってられないってわけでは正直全然ないんですけども、やっぱり「何もしなくて良い日」があるっていうのは気分が楽ですね!人間休息も大事ですなぁ...
さて、そんな休日を迎えるのを見計ったかのように発売されたストラクR。今回はドラグニティの強化でしたね!前回のマシンナーズといい、今回のドラグニティといい、アキーシャが昔毎日のようにカードショップに通って遊戯王を遊んでいた頃に発売されたストラクのリメイクなのでテンション上がりますね。とはいいつつ、実は今回のストラクはスルーするつもりでした。というのもさすがにデッキが多くなりすぎて管理するのがめんどくさくなってきていたからです。次期デッキビルドパック収録の、ドチャシコイビルツインのデッキも組もうとしているわけですし、所持デッキがボチボチ40に届きそうになっています。アキーシャは短期記憶が壊滅的なので、頑張って覚えた展開ルートやデッキレシピも、だいたい次のデッキをいじってる間に忘れてしまいます。これ以上戦術や効果を覚えていくのはしんどいなぁってのが正直なところです。遊戯王復帰して1年くらいしか経ってないんだけどどうしてこうなったんだ...
とは言いつつ、youtube仲のkintaさんの誘いもあって3箱購入してデッキを組むことにしました。開封してみて、前回のマシンナーズストラクの時よりもものすごい懐かしい気持ちになったので昔のドラグニティストラクの個人的な感想を振り返ったのち、今回のストラクの感想を述べていきたいと思います。
昔のドラグニティストラクって?
パッケージはこれです。遊戯王第7期最初のストラクチャーデッキだったらしいです。7期といえば、アキーシャの愛用するBFがバリバリの環境デッキで規制食らってもまだしぶとく生き残っていたくらいの頃ですね。また、今では安価となりましたが、当時ではとんでもない値段が付いていた<強欲で謙虚な壺>が登場したり、<インフェルニティ>が大暴れしたりしたのも7期の出来事です。こう考えるとアキーシャが当時遊んでいたデッキへの愛着がすごくて今でも使い込んでるって感じがすごいしますね。BF然り、満足然り、ジャンド然り。
さて、話が少しそれましたが、このドラグニティストラク、ツッコミどころが多すぎて、当時一緒に遊んでいた先輩やYPたちと「おいおいマジかよw」みたいな会話をしていた覚えがめちゃくちゃあります。いろいろなところで言われている話でもありますが、今回ちょっとまとめて振り返ってみようかと思います。
①ファランクス、どこいった?
ストラクRに再録され、過去にはLINK VRINS PACK2にも再録されなどで、現在では入手難易度は高くなく、かつ使いやすい効果でテーマ外でもドラゴン族を使うデッキであれば出張などで重宝されるカードの一枚です。特に、<ドラグニティナイト-ロムルス>で<ドラグニティの神槍>サーチしてロムルスにファランクス装備して、という動きが超強力です。アキーシャも<ヴァレット>デッキに採用している動きです。ドラグニティを装備するギミックを持つ<ドラグニティ>デッキであれば活躍しないはずがなく、ストラク化に際しては必要不可欠となるはずだったこのカード。
なんと、過去のドラグニティストラクでは再録されず!
さすがは天下のKONAMI様、やることが非常にロックです。(最大限までオブラートに包んだディスり)しかもレギュラーパックで出てこないカードを再録しないってどういうことよ...
幸いなことに、アキーシャが通っていたカードショップさんには1台、DUEL TEMINALが設置されていて、みんなでちょこちょこ遊んでいたため、ショップ内のファランクス所持率はそれなりに高かったように感じます。アキーシャも1枚ですが持っていました。この時点で嫌な予感しかしないストラクでしたが、悪夢はまだ続きます。
②ドラグニティって何して戦うテーマだっけ...?
ドラグニティといえば、やはり鳥獣とドラゴンでシンクロ召喚!って動きがカッコ良いテーマですよね!しかもドラゴンの方は神話とかの武器の名前がモチーフになってるってなもんで男の子であればだいたい好きになります。1枚だけどファランクス持ってるしやっぱストラク欲しいななんて思っていたのですが...
シンクロモンスター、入ってなくない?
いや、え?ってなりましたよね。まぁ、当時のストラクチャーの傾向はそういうもんだったので仕方ないっちゃ仕方ないんですが...んじゃあどうやって戦うねん、ってなって収録カードリストを見てみると、<スタンピング・クラッシュ>や<竜の逆鱗>のようなドラゴンサポートカード、<ゴッドバード・アタック>のような鳥獣サポートのカードが入っていることから、シンクロのような展開はせずにモンスター並べてサポートで相手を妨害して、という戦術が構想されていたのかもしれません。いや、それドラグニティじゃなくね?ってなりますよね、アキーシャもなりました。
以上大きな2点のツッコミから正直微妙なストラクだったのですが、やっぱりかっこいいですし、<ドラグニティアームズ-ミスティル>からのレベル8シンクロのムーブや<竜の渓谷>が強力だったことから買ってみたいという欲もありました。しかし、当時まだまだ世の男子が四六時中エロいことを考えている年齢ぐらいだったアキーシャのお小遣いでは3箱+足りないパーツを買い足すというのが難しかったため、とりあえず1箱買ってみてゆるゆると遊ぶという選択をしました。そして時は流れ、今でも10年前と変わらず四六時中エロいことを考えているアキーシャですが、遊戯王は大きな変革を遂げ、ついにドラグニティストラクもリメイクされることになりました。
ドラグティストラクR開封!結果と感想
まずはシクガチャ開封結果
てなわけで、3箱開封しましたよ。まずは楽しみなシクガチャ。ぶっちゃけ購入目的の8割くらいはこれで<竜の渓谷>シークレットを引くことです。ついでにデッキも組めるし汎用パーツも取れるし良いなぁと。
1箱目・・・ドラグニティナイト-アラドヴァル
許す(寛容)。どうせ1枚採用だしちょうど良い。でもシンクロのシクは名前が読みにくいのでちょっと困る。
2箱目・・・ドラグニティナイト-ヴァジュランダ
許さない(憤怒)。でもせっかく当てたから採用してやるか(実戦で出すとは言ってない)。
3箱目・・・竜の渓谷
やったぜ。とりあえずの目標は達成。久々に開封で良い結果を出すことができました。1枚しか出なかったので、ピン採用しているヴァレットデッキで使うことにしました。
開封して思ったこと
開封した感想としては、めちゃくちゃ完成度が高く、再録も豪華だなというのが非常に強いです。マジで3箱でだいぶ完成してますよ。買い足したいカードもだいたいのものが安価ですし、入門編としておすすめです。完璧に完成させなくて良くて、とりあえず入門編として戦えるデッキを組みたい、という方は予算5000円くらいで割と良い感じになりますよ〜。
個人的にはファランクスが光ったのがすごい嬉しいですね!ドラグニティデッキではもちろん、ヴァレットにも出張させていたのでそっちのも光らせることができました。
強化のコンセプトに感動
これをいうともともこもなくなっちゃうんですが、単純にテーマを強くするのであれば、ぶっ壊れ性能のカードを2,3枚あげるだけでも十分な場合って結構あるんですよね。ドラグニティのようにそれなりに戦術やカードが揃っているテーマだったら尚更そういうものです。
しかし、今回のストラクRで感じたのは、「既存のドラグニティの強みを利用する強化」であったというところです。より具体的にいえば、過去の産物特有の「名称ターン1」がないことを利用して、便利な効果を何度も使い回すというコンセプトの強化になっていました。これは昔から遊戯王をやっていた身からしてとても嬉しかったですね。そう言った意味でも、今回のストラクRは良作だと思います。
デッキレシピ紹介
それでは、3箱開封+αでのデッキ紹介をいたします。短期記憶がゴミカスになった代わりに最強クラスの長期記憶を持っているアキーシャは、家のストレージ内から10年ほど前に譲ってもらった覚えのあったこいつを掘り出しました。
なくても良いけどあるとめちゃ便利な鳥です。米版なのはご愛嬌。大会参加しなければ別に良いでしょうということで構築に使用することに。
デッキレシピ
<モンスターカード>
ドラグニティアームズ-グラム ×1
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン ×1
嵐征竜-テンペスト ×1
ドラグニティアームズ-ミスティル ×3
ドラグニティ-レガトゥス ×3
ドラグニティ-セナート ×3
ドラグニティ-ドゥクス ×3
ドラグニティ-ギザーム ×1
ドラグニティ-レムス ×3
ドラグニティ-ファランクス ×2
ドラグニティ-クーゼ ×1
霞の谷の幼怪鳥 ×1
<魔法カード>
竜の渓谷 ×3
ドラグニティ・グロー ×3
死者蘇生 ×3
おろかな埋葬 ×3
テラ・フォーミング ×3
調和の宝札 ×2
疾風のドラグニティ ×2
墓穴の指名者 ×3
ドラグニティの神槍 ×2
<罠カード>
ドラグニティ・ヴォイド ×1
<エクストラデッキ>
ドラグニティナイト-アラドヴァル ×1
ドラグニティナイト-アスカロン ×1
ドラグニティナイト-バルーチャ ×2
ヴァレルロード・S・ドラゴン ×1
クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン ×1
ブラックローズ・ドラゴン ×1
ドラグニティナイト-ガジャルグ ×1
ドラグニティナイト-ゲイボルク ×1
ドラグニティナイト-ヴァジュランダ ×1
スリーバーストショット・ドラゴン ×1
ドラグニティナイト-ロムルス ×2
天球の聖刻印 ×1
守護竜ピスティ ×1
ゲームプラン
とにかく墓地にチューナードラグニティをためて釣り上げて場に出してシンクロorリンクで攻めていきます。先攻なら封殺系のアラドヴァル、後攻ならアスカロンを目指しましょう。
先攻展開ではとにかく墓地を整えることが重要です。ある程度墓地が整えば、ガジャルグ→バルーチャの順でシンクロ召喚して、ガジャルグやファランクス、クーゼを装備して、グロー効果でガジャルグの効果使い回しによってレベル8展開を狙いましょう。鍵になるのは、どのタイミングでロムルスを出して、何をサーチするかということです。展開ルートは割と豊富ですが、行き着く先はだいたい一緒になるので、とにかくガジャルグ→バルーチャ+グローができる組み合わせを考えましょう。また、ミスティルの使い方が非常に重要になってきます。ちなみに、この構築でできる最強の盤面は「天球+アラドヴァル+3無効サベージ+クリスタル」です。
デッキの弱点としては、安定性やまくり性能を求めると、手札誘発の枠が十分に取れないという点が有ります。<墓穴の指名者>で対応できない<無限泡影>をケアするために<抹殺の指名者>まで採用したいところですが、40枚に納めるなら枠がなく、無理やりケアをするとデッキ枚数が増えて不純物が増えるので安定性を欠くことになります。このあたりのバランスを考えながら今後も調整を加えていくつもりです。
まとめ
長くなってしまいましたが今回はここまでです。完成度が高く、それなりの強さを持っているデッキなので、かなりおすすめのストラクです。皆さんも買って遊んでみてください!
また、kinta channelでの動画撮影で、この記事で紹介した構築でのデュエル及びデッキ紹介動画を撮影しました!現在kintaさんが編集してくださっているので、公開しだい、この記事に追加する形でお知らせいたします!是非ご視聴ください!
その他の動画はこちらから!