新規リミットレギュレーションから見る今後について〜DBGI3箱開封結果を添えて〜
こんにちは、お久しぶりです。アキーシャです!またもや仕事に追われる日々でございました。DBGIはしっかり3箱開封してまいりました!結果としてはこんな感じ。
狙いは<Evil Twin>だったのですが、どっちかというと<マギストス>に偏っちゃいましたね〜。そう言いつつもニンアルルがでなかった上にゾロアが1枚なのでもう少し届かない感じがあります。そういう意味ではバラ引きできた<Evil Twin>を組めという神のお告げなのでしょうか?ちょうど高騰前にサイバネットマイニングをアホみたいに集めたおかげで余っているのでこのままチャンネルメンバーのもて君とパーツを交換しながら組んでみようと思います!ただ、もて君が組みたいのは<ドライトロン>なんだよなぁ...
さて、そんな新弾の発売日の翌日、2020年9月13日に、2020年10月施行のリミットレギュレーションが発表されました。アキーシャはその時麻雀で盲牌をミスって四暗刻を逃す(7pと8pを間違えてツモ切ってしまった...)というバカミスをしてたのですが、Twitter上で何やら面白い祭りが起こっていたそうで...制限改訂の公開方法がだいぶアレだったので大荒れしたとかなんとか...
ま、私はよく知らない話は置いといて、早速内容をみていきましょうかね!ちなみに、私の改訂予想はこんな感じでした。
1. 新規禁止制限リスト
禁止カード
<超魔導竜騎士 ドラグーン・オブ・レッドアイズ>
<SNo.0 ホープ・ゼアル>
目をそらしていたホープゼアルが投獄。致し方なし。数百円で買えるうちに買っておいてよかった...
そして、予想を外し、ドラグーンの方が禁止に。まぁこれも致し方なしではあるんですけど、うーんそっちかぁって感じです。これはエレクトラム、ハリファイバー、アナコンダは制限のまま禁止にならないという風にとっていいのでしょうかね?正直そっちの方が多様性が生まれていい感じではあります。じゃあなんでドラグーン刷ったんや?って一瞬むかつきましたが、こちらも自引きしたカードだったのでダメージは少なくて済みました笑
制限カード
<宵星の騎士ギルス>
<ワン・フォー・ワン>
ギルス、なんで刷ったんや?(二度目)まぁこの規制は当然でしょう。効果テキストに「このカードは強いです」って書いてありましたからね。文句ないです。
<ワン・フォー・ワン>は再度規制される形になりました。これ以上私のジャンドを虐めないでください...サイキック型に切り替えるしかなさそう...
準制限カード
<希望の記憶>
<天底の使徒>
<墓穴の指名者>
ヌメロン、ドラグマに関するカードが若干の規制を受けました。まぁ、これも特に文句はないですね。ドラグマはテーマそのものをというよりも出張性能を下げたかったという印象を受けますね。姫の時と似た匂いを感じます。
おそらく驚いた方も多いだろうというのが<墓穴の指名者>の指定でしょう。これについては後で私なりの考えを書いてみようと思うのでここでは割愛します。
制限解除カード
<輝白竜 ワイバースター>
<処刑人-マキュラ>
<ネクロフェイス>
<真紅眼融合>
<パーソナル・スプーフィング>
うん、まぁせやろなって内容ですね。オルガからはスプーフィングだけ緩和です。メインとなるモンスターが未だに規制されていますので、それほど大きな問題とはならないかと思います。(希望的観測)
しかし、ギルスが逝っても終末やダグレは許されませんでしたね〜。WPのカオスを意識してのことでしょうか?ちょっとがっかりでした。
制限改訂から何を思う?
今回のメインコンテンツはここです。今回の改訂内容を踏まえて、今後の遊戯王がどのようになるのかを少し考えてみたいと思います。
今後の遊戯王がどうなるか、それはずばり「KONAMI様のいう通り」です。
...元も子もねぇなとか言わんといてください、ちゃんと続きがあります。
と言いますのも、なぜこのような改訂内容になったのかをしっかりと考えてみることが大事なのだと思います。今回キーになるかなと思ったのは、「ワンフォーワンの再制限化と墓穴の指名者の準制限化」です。これら2枚のカードは、特定のテーマだけでなく、あらゆるデッキにおいて採用されうる強い汎用カードであり、その主な役割はどちらも「先攻プレイヤーの展開補助」であります。その役割を規制するということはつまりその裏にある思惑は「先攻での展開を抑制したい」ということにあるでしょう。
単純にどのデッキにでも入る汎用強カードへの規制を重点においているのであれば、<増殖するG>や<灰流うらら>、<無限泡影>なんかも規制されて然るべきなはずです。特に、前者2枚は規制経験がありますしあながちありえない話ではありません。私含め引き合いに出されることも多いTCGに準拠するならば、増Gは禁止レベルの強さということになります。(まぁこれには海外がドロソを国内より重くみる傾向にあるという別問題が絡んでくるので同一視できないことも考慮すべきですが...)
そうではなく、ピンポイントに今回の2枚、特に<墓穴の指名者>に関して考えると、先攻での制圧展開の難度をあげ、ゲームスピードを遅くするという目的があるとみて良いのではないかと思います。現に、環境をみてもだいぶゲームスピードは落ちているようですが、その中で飛び抜けていた<オルフェゴール>への規制、出しやすい制圧モンスターの禁止、さらには展開補助系のカードまでも規制の手が加わったとなると、KONAMI神からのお告げはつまり、「壁に向かってソリティアするの控えてちゃんと相手と対話しようぜ」ってことに近いということになるのではないかと私は考えました。
そしてそれは今後の環境予測にも役立つことになるはずです。環境が低速化するとなれば、地道にアドを稼げるようなデッキがより増えていくことになるでしょう。さらには、それに伴って、罠カードの採用が増える可能性が示唆され、当然それを除去するカードも注目されます。今までの構築だとそれを全て盛り込むことができないデッキもあるでしょうから、別に特段規制をくらったわけではないのに、構築そのものを見直さなければならないという問題に直面するデュエリストも増えていくことでしょう。
今後はやるデッキを勝手に予想!
<エルドリッチ>
なぜか規制が全くかからなかった強テーマ。何か一つくらいはあってよかったんじゃないですかね?先ほど述べた地道にアドを稼ぐテーマで規制なしのフルパワー、さらには天敵であった<墓穴の指名者>規制によりさらにシェアを伸ばすのではないかと予想します。
<十二獣>
こちらもすでに流行ってますが、さらにシェア拡大するだろうと予想。理由は、少ない枚数で動け、少ない動きでそれなりに強いモンスターが立つことです。デッキのスロットも空きやすいので、様々な形に対応できるという点も魅力的ですね。
<ヴァレット>
展開系でも良いし罠型もいけます。こちらも少ない枚数で動くことができ、展開型にすれば手数の多さから<灰流うらら>を貫通できることもしばしば。先攻展開抑制されても諦めきれない!ってタイプのプレイヤーに流行るのではないかと予想。ちなみに、私はこっち側の人間です笑
まとめ
長々と勝手な憶測を述べてきましたが、これまでにしたいと思います。実を言うと、今回の改訂には若干不満があるところではあります。それは、環境テーマへの規制が偏っていると感じたことですね。ちょっと不公平かな〜とは思いました。
そうは言っても、意図することはなんとなく納得できますし、偏りが出てしまうことにも頷けます。この辺りのことを考えながら今後のデッキをどうするか考えていくというのも遊戯王の醍醐味なのかもしれませんね。今後も楽しんで参りたいと思います。
散々いろんなこと書いてきたんですけど、最後にこの画像だけおいときますね。読んでいただきありがとうございました!