知識と日陰の備忘録

遊戯王に関することをそこはかとなく書きます

遊戯王プレイヤーは麻雀を打つべし?

メリークリスマス!1年間いい子にしてたのにサンタが来なかったアキーシャです!皆さん、クリスマスイヴは何をして過ごされましたか?私はもちろん、麻雀です。中国古来の教えに、クリスマスイヴには麻雀をすることで神への感謝を伝えよというものがあります。普通に嘘です。

 

クリスマスにはしゃぐタイプではないのでガン無視して書きたいこと書きますね!普段からそうしてるんですけど!というわけで今日は麻雀のお話?です。

 

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麻雀の基本

 

麻雀というのはなんか模様が書いてある34種136枚の牌(パイ)を使ってやる、ちょっとめんどくさいポーカーみたいなものです。ポーカーなので、決められた通りに牌を揃えて「役」を作ります。この「役」の難易度によって点数が決められ、それをやりとりして、指定回数繰り返し終わった時に最も点数を多く持っていた人が勝ちです。覚えることが多いという点を除けば、実は麻雀はとてもシンプルなゲームです。よく勘違いをされますが、負けたら血を抜かれるなんてことは一切ありませんし、何かしらの特殊能力を持っている人同士で戦ったりするようなゲームでもありません。

 

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また、麻雀=賭け事という認識が強いですし、それはまぁ否定はできないのですが、基本はただのボードゲームなので、賭けなくても普通にゲームはできますし、十分面白いです。一昔前のVシネマみたいな人たちに囲まれて命かけるか金かけるかみたいなことはまずありません。

 

麻雀の戦略

 

説明が難しいのでかなりざっくりですが、麻雀はあと1枚で役が完成する状態になると、その1枚を自分で引いてくるか、あるいは他の人が捨てるかを待つことになります。役ができたら「アガリ」なので、なるべく自分がたくさんアガるように、かつ他の人にアガられないようにするのが大事です。麻雀のルールとして、牌を1枚引いてきたら、それがアガリじゃない限り1枚捨てなきゃいけないというのがあります。この捨てた牌の並びを見て、どれがアガリ牌なのかやどんな役を狙っているのかを読みながら勝利を目指すということになります。このお互いの読み合いと、自分がどんな牌を引いてくるかが麻雀の醍醐味と言えます。

 

遊戯王と麻雀の共通点

 

で、なぜ遊戯王プレイヤーに麻雀をお勧めするかというお話。単純に、ゲーム性に共通点があるからです。

 

①相手の手札が見えない

まぁ見えたらゲームにならないんですけどね。見えないからこそ、相手のしたいこと読みながら行動していく必要があります。もちろん、何も気にせず自分のしたいようにゲームを進めても構いません。でも、大概そういう人は負けますし、強くもなりません。

 

②何を引いてくるかわからない

最初の手札、その後引いてくるカードについても一切分かりません。完全に運に任せることになります。理想とする戦法があるのはいいことですが、それだけにこだわりすぎず、与えられた手札とドローしたカードで柔軟に戦っていくことが大切です。これは麻雀でも同じことです。

 

③押すか引くかの選択

いくとこまで行くのか、次ターン以降のことを考えてそこそこで止めるのかという選択が時々あると思います。一番分かりやすい例で言えば、展開しようとした時に「増殖するG」を使われたとして、どこまでやるのか、という選択なんかがそうですね。これは非常に難しいです。前述の①、②の要素を考えると、結局やってみないとどっちが正解だったかわからないことが普通です。この点も、麻雀に非常によく似ています。麻雀やったことない方にとっては何のこっちゃってなるかもしれませんが、その辺は麻雀に限らずギャンブルを題材にした漫画あたりを読んでいただけるとお分かりいただけるかと思います。「カイジ」なんかお勧めです。心理描写だけで1話丸々終わったりしますが、その心理の動きが面白いです。

 

④圧倒的理不尽

こちらの手札事故、対するお相手は上振れ手札、サイドチェンジはしてみたものの対策札は手札に来ず蹂躙される...トラウマ級の嫌な思い出、遊戯王をやっていれば避けられないことですよね。麻雀にはそれ以上の理不尽が待ち受けています。手札事故なんか可愛く思える程度のものです。その理不尽なまでに自分の状態が悪い時にどうしたら良いか、麻雀を通して学ぶことができます。鋼のメンタルをお求めの方は是非チャレンジしてみてください。

 

他にもこんなメリットが

 

カードゲームは思考とコミュニケーションのゲームだ!と私は常々思っています。決してじゃんけんと運と財力だけのゲームではありません。(重要なファクターであるのは間違いない)思考については先ほど紹介しましたので次はコミュニケーションについて。

 

コミュニケーションにおいて重要なものの1つに「マナー」があります。マナーが良い人とやるデュエルはめちゃくちゃ楽しいですよね!そしてそういう人はなぜだか知りませんが大体強いです笑 マナーの良さと実力には有意な相関が認められそうです。

 

閑話休題。で、麻雀においてもこれは同じで、というかカードゲーム以上に、非常にマナーに対する厳しい目があります。ですので、麻雀をやっていると自然と対人ゲームや日常生活でも役立つマナーが身につきます。全部挙げていくとキリがないので、今回は遊戯王に使えそうなものを2つだけピックアップしました。

 

①発声は明確に!

麻雀における行動は大体「牌を引く・捨てる」「リーチをする」「アガる」「人から牌をもらう」「自分の点数を申告する」の5点に集約されます。このうち「牌を引く・捨てる」以外の4項目において、自分がその行動をすることの宣言をする必要があります。この時の発声が小さいと、ゲームの進行に支障をきたしたり、トラブルの原因になったりするので、明確かつ適度な大きさの声での発声が求められます。ですので、場所によっては、この発声が「ルール」として明確に記述されていることさえあります。しかも麻雀は相手が3人(もしくは2人)いるので、その全員に聞こえるようにしなければいけません。

 

では、遊戯王においてはどうでしょう?発動の宣言、召喚特殊召喚宣言、チェーンの確認...多分麻雀よりも発声が重要ではないでしょうか?しかも回数も麻雀よりも半端なく多いです。これをずっとボソボソやられたら困りますよね...無言は論外です。普段から練習しないとなかなか慣れないことではないでしょうか?

 

②目線について

麻雀において禁止というか忌避されている行為はいくつかありますが、その1つに「打牌やアガリの時に相手の顔を見てはいけない」というのがあります。これは煽り行為と捉えられ、トラブルにつながることを避けるためです。これを無視して「ロン!国士無双ですwww」なんて言いながらニヤニヤ相手の顔を見ようものならステゴロが始まってもおかしくないです。喧嘩まで行かなくても確実に窘められます。そういうのは仲がいい人同士でやりましょう。

 

さて、遊戯王ではどうですか?相手の急所と思しきところにスパーンと「灰流うらら」を発動できた時、あるいはそこに「読んでいたよ!」と原作遊戯ばりの勢いで「墓穴の指名者」を発動した時、めちゃくちゃ嬉しいですよね、ドヤ顔したいですよね。

 

と、ここで相手の顔を「ドヤッ」とみたりするの、私は正直嫌いです。「すげぇのはわかったからいちいち顔見ないで〜」って普通に思います。私が麻雀やりすぎてるせいですかね?どうも遊戯王界隈ではそれほど問題ではない様子。ですので、いちいち注意したりやめてくださいなんて言ったりはしませんが、嫌な人はそれなりにいると思うので、目線には気をつけたほうがいいと個人的には思います。

 

んじゃ、どこを見とくかって話ですよね。麻雀であれば、麻雀卓の中央にあたりを見てアガリの宣言や点数の申告をするのがマナーとなっています。私はそれが癖になっているので、基本的にフィールドの真ん中を見ています。エクストラモンスターゾーンの中間地点くらいですね。発動の宣言等も終始そこを見て行います。これが正しいとは言えないのかもしれませんが、少なくとも「煽っている・ドヤッている」と捉えられることはないのではないでしょうか?

 

 

 

今回はここまでです!毎日遊戯王と麻雀をやっていると「似てるな〜」って思うことがあったので記事にしてみました。麻雀打ちで共感できた!って遊戯王プレイヤーの方が一人でもいてくれると嬉しいです。もし麻雀未経験の方は、是非一度やってみてください!では!

 

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